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ガボール・アイをやってみた

1.老眼と近眼

年齢を重ねていくと、人は老眼になりやすい。
かくいう私も、老眼である。
元々近眼なので、近くを見るときは、メガネをはずすとまだ見えるが、人によっては、遠くを見る用のメガネと近くを見る用のメガネの両方を駆使していたりしないだろうか。

2.ガボール・アイとの出会い

この変な言葉「ガボール・アイ」は、視力回復法の名称である。
本屋さんで手に取ったときにちょっとやってみたが、ぼんやりとした白黒のアイコンのようなパターンが縦横に6~8個ぐらいタイル状に並べてある。そのアイコンのようなパターンは「ガボール・パッチ」という名前で、そのタイル状に並べてある中から同じガボール・パッチを探していくのがガボール・アイだ。
これを1日3分、2週間続けると視力が回復するらしい。

3.ガボール・アイを考えた人

ホントかなと思ったが、本は購入した。著者は、平松類さん。眼科医でかつ医学博士だ。
ガボール・アイを発明したのはデニス・ガボール博士。ガボールというのは名前だったのですね。博士の母国ハンガリーでは姓・名の順序なので、ガーボル・デーネシュさんとのこと。1971年にノーベル物理学賞を受賞している。(Wikipediaの記載)
ガボール博士は何と、ホログラフィーの発明者だった。ホログラフィーとは、2024に発行された日本の新札を左右に動かすと顔が動くあのホログラムを製造する技術である。
なお、ガボール・アイを紹介された平松博士は、著書だけでなく、テレビやYouTubeでもお見かけする方だ。

4.ガボール・アイの効果

結論から言うと、効果はあった。
ガボール・アイを本のとおり2週間毎日行ったところ、老眼が完全に治ったわけではないが、明らかに楽になったのだ。
以前は、ちょっとスマホを見るのにも、メガネをはずしていたのに、今では短時間のときは、はずさないで見ているし、若干ぼやけていた画像もくっきり見えるようになった。
さすがに長時間スマホでマンガを読んだりするときはメガネをはずしているが、掛けたりはずしたりする回数はあきらかに激減した。
いやー、よかったっす。

5.ガボール・アイを薦めます

平松博士も著書のあとがきなどにも書かれているように、必ずよくなるわけではなく、効果を感じられない場合もあるようですが、平松博士がガボール・アイを紹介してくださったおかげで、楽になったことに大感謝です。
また、ガボール博士にも大感謝します。
今でもときどきガボール・アイの本を少しやってみたりして、良い状態を維持しています。
また、ガボール・アイを知ってから、老眼気味の方がいらしたら可能な範囲でお薦めしています。

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