『おいしい関係』は私のバイブル


ドラマにもなった漫画、『おいしい関係』は、槇村さとる先生の代表作のひとつ。

私はこの本が昔から大好きだ。

実家には母の所有する漫画が大量にあり、幼少期はそれらをひたすら読んでいた。

町に駅がないくらいのど田舎育ちで、やることがそれしかなかったというのが本当の出会いだけど、、。

この漫画の主人公が 藤原百恵 さん。

世間知らずのお嬢様が、父の死をきっかけにシェフになろうと奮闘する物語で、この百恵ちゃんに密かに私は憧れている。

料理経験はなくドジでおっちょこちょいな百恵ちゃんだが、美食家の父の元育ったお陰で絶対的な舌を持ち作法も心得ている。

地方で土にまみれて育った私は、この〝自然と身についた育ちの良さ“に惹かれているのかもしれない。

もう一つの魅力は素直で人が大好きであること。

人が好きだからその人の事を知ろうとしたり、愛情あるコミュニケーションを取ろうとする。

これは人から愛されて育ち、その愛を素直に受けとり、そのままの形で伝えたり取り組んできたのかなと思う。

こういう人は仕事でいうと吸収が早く、人でいうとみんなに好かれ、周りを幸せにする。

こんな百恵ちゃんに憧れ、もし子供が生まれたら百恵と付けようかなと迷った事があるくらいだ。(この発想が空想好きの少女漫画育ちが物語っている、、)

そして、この主人公の服や髪型、差絵のお皿柄など、今見ても真似したいと思わせるワクワクする漫画なのだ。

天気が悪いお家時間やなんとなくモヤモヤする日は、この漫画を手に取ってリフレッシュしよう。






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