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マウントという若気の至り

何かこちらからしてるわけでもないのに、勝手に食って掛かってきたり、あるいは否定したり、話を遮ったり…マウントを取るというのは、他人がいる限り避けられないもの。でもね。安心してください。一番ビビってるのは、そのマウントとってる本人なんですから。

1、人はなぜマウントを取りたがるのか

「そんなことありません!」「こんな実績があるです!」そういうマウント、いつの時代も存在します。場合によっては、感情的に喧嘩腰で食って掛かってくることも。そこで、感情的に応じたらあなたの負け。相手の思うつぼです。

やるべきことは、かんたん。「相手の勝ち」を認めて、矛先を下ろしづらくすること。たったそれだけです。

そもそも、なぜ、相手に対して「強く」見せたがるのか。それは、「自分が弱い」からなんですよね。猫だって、襲われそうになったら「シャー!」っていうじゃないですか。マウントってそんなものです。

「俺は強いんだぞ!」「負けないんだぞ!」っていうことを見せて、責められたくないほど、強気に出る。それがマウントの招待です。

だから、される側としては、むしろ歓迎すべきことなのかもしれません。だって、相手はこちらが何もしてないのに、事前情報や見た目だけで「やばそうだ」「負けそうだ」って勝手に思い込んでるんですから。

2,能ある鷹は爪を隠す

では、日々起こる争いや力比べに、いったいどういう姿勢に立ち向かったらいいのか。簡単です。見せるべきは「結果」と「成果」のみ。事前や途中の小言やクレーム、文句、マウントも一切気にしなくていいのです。

最後の成果ですべてが決まる。それだけなのです。

だから、能ある鷹は爪を隠すの如く、粛々とやればいいのです。やればやるほど、相手との差が開いて、余計に絡まれたり激昂することもありますが、そんなときは程々に褒めてあげましょう。

「すごいですね!」「知らなかったです」

適当に相手が誇らしげになりそうなコトバを、ホコリの1つぐらいの気持ちで言っておけばOK。勝手に納得してくれるでしょう。

3,「正しさ」はいらない

そして、大切なことは「誤解」や「勘違い」がもしあったとしても、それを「正す」必要はないということです。

なぜ、相手の勝手な理解で間違ったことを、こちらが労力をかけて説明したり、誤解を解かねばならないのでしょう。無駄な努力です。無駄な労力です。間違ったことで失う機会損失や成果は、相手が最終的に請け負うもの。其のときに泣きついてきたら、少しは話しを聞いてあげればいいのです。

こちらからは全く動く必要はない。勝手な思い込みはさせておけばいいし、小言とが続いても粛々と作業なり、仕事に集中する。最後に帳尻は合うんですから、途中で相手にしないこと。これが、マウントに対する正しい姿です。

ですから、「正しさ」を追求したり証明することに人生の貴重な時間を費やすことは辞めましょう。あなたの取越苦労で、損をするだけです。

さ、やるべき課題に時間も労力も全振りで向き合いましょう。

え?なんてこんな話をしているかって?3ヶ月で5万インプレッションの人に、noteについてドヤ顔で説明されて、こっちは1ヶ月で40万インプレッションなのにマウントされたからですよ。かしこ。

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