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【健康への道】 恐怖の抜歯で「口の中がカバ」になった。

半年サイクルで歯医者さんに行っている。
一本だけ状態が悪い、と何年も言われ続けてきた。

他が何ともないのに、レントゲンを撮ると一本だけ進行した歯周病のような状態になっている。
抜くのが怖いので、定期的に歯医者さんに行く事でかろうじて現状を維持してきた。

しかし、何となく自覚症状が出てきてしまった。
ものすごく肩が凝った時にツボを押したら気持ちがいい的な歯になってしまった。
普段は何ともないけど、夜や疲れた時などに歯を押したくなるようなそんな感じ。

今回の定期検診でその旨を伝えて、とうとう「抜きましょう!」ということになった。

そして、3日前に抜歯した。
麻酔の前の麻酔をして、本当の麻酔をして、いよいよ抜きますよ〜。
先生が苦労しているのが伝わってくる。
完全に恐怖。
マジ恐怖。

格闘すること何分か、わからないけど歯が抜けた。
抜ける予定じゃない歯を意図的に抜くのって大変なんだな、と思った。

抜けた歯は、折れていた。
小さな膿の袋もあり、このまま放っておけば、いずれ痛くなって歯医者さんに駆け込む事態になっていたのだと思う。
良いタイミングでした、と言われた。

一本だけ歯周病が進んだのではなく、昭和の虫歯治療によって悪化した歯だった。

抜いた後は巨大な穴ボコが空いている。
奥から2番目の歯を抜いたので、一番奥の歯が一本独立している。
家を一軒残して隣の家を取り壊したような。
残った一軒家にブリッジという方法で集合住宅を建てるような治療をすると失った歯が再建する、という仕組みらしい。

抜歯3日目の現在の様子は、イメージとしては「独立した歯のイメージがあるカバの歯」になった感じ。
「口の中がカバ」とずーっと思いながら生活している。

ちなみに抜歯後の痛みは麻酔が切れた後に少し出てきたけど、痛み止めを飲んで治った。3日経った現在は痛み止めもいらないくらい。
縫合もしていないので、巨大穴ぼこが埋まるのを待っている。
1ヶ月ほどかかるらしい。
今年の年末年始はカバの歯と共に過ごすことになる。





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