午後3時 :本食い虫

「花とピアノと落語と映画」的タイトルで暮らす普通の日々。 あるいは「肘と手首と右肩以外…

午後3時 :本食い虫

「花とピアノと落語と映画」的タイトルで暮らす普通の日々。 あるいは「肘と手首と右肩以外」が全部痛い悲しみの日々。 おやつボックスに柿ピーはゼッタイ欠かさない。新発売は一回は必ず買います。

最近の記事

秋色バスケット

お盆を過ぎたら気持ち的には秋なんだけど、季節がまだ追いついてこない。 秋らしい色を見ると新鮮で嬉しくなる。 寒くなるにつれ元気になっていく冬型人間としては、これからが本領発揮なのだ。 アマランサスや実を使って秋色バスケット制作。 テーブルに置いて、あぁ良いなあ・・・と思う。 夕食が出来上がると邪魔になり、短い命だったなぁ。ポイッとよけられてしまった。

    • 2000年8月末のイギリス「The Isle of Wight」 ワイト島で朝食に情熱を燃やす。

      ホテルやB &Bで食べる朝ご飯が大好き。 スーパーホテルや東横インは宿泊費がリーズナブルなのに朝ご飯も素晴らしい。 朝食会場で働いている人たちは朝からパワフルで、一気に生活が動き始める感じがする。 お粥が選べたりすると更に嬉しい。 イギリスにはイングリッシュブレックファストという名前が付いているほど、伝統的な朝ご飯のスタイルがある。 安い所にしか泊まらないので、朝ご飯も簡単なところが多く、セルフサービスでトーストやシリアルやコーヒー、紅茶、オレンジジュースしかない場合もある

      • 2000年8月末のイギリス「The Isle of Wight」 ワイト島でコインジャラジャラ

        2000年に旅をしたイギリス「The Isle of Wight」の話。 イギリス人が出掛けるイギリスの観光地のひとつ。 すごく良いところだったよ、という話を聞いたので、次は行ってみようと画策していた。 『ポーツマスからワイト島行きのフェリーが出ているから、それで行くんだよ。』 インターネットはあったけど、スマホもない時代、この情報だけで辿り着いた。 ロンドンからどこ行きの電車に乗ったらポーツマスに止まるんだろう・・・。 移動時間がどのくらいかも知らずに、野性の勘でポーツマ

        • 何色にしようか検討の結果、12種類の緑色

          今回の花を緑色で作ろうと思った時、アンミカの「白って200種類あるねんで」を思い出した。 スプラッシュグリーン フォレストグリーン グラスグリーン グリーンティー グリーン(ピラミッドアジサイ) グリーン(アンデスアジサイ) フレッシュグリーン ライムグリーン シトラスグリーン ライトグリーン ブルーグリーン 11種類の緑色プラス、リボンの緑色。 フォーカルポイントに使ったのは、鮮やかで華があり目立つ「グラスグリーン」のバラ。 どれが何グリーンかは、色に慣れている人なら

        秋色バスケット

          映画『ラストマイル』〜若干のネタバレと館内停電トラブル付き

          映画『ラストマイル』公開2日目。 帰省中の大学生女子と2人で早速観に行った。 感想から言うと、すごく良かった。 いつもながら何も前情報を入れずに行って、満島ひかりがどういう役なのかも知らずに見始めたけど、それはひょっとしたら正解だったかも。 いつもは1人で映画に行くことがほとんどで、見終わった感想は1人で噛み締めるか、noteに書くか、くらいしか無いのだけど、ラストマイルは人と一緒に行って良かった、と思った。 感想を言いたくなる。 映画に出てくる巨大な倉庫のベルトコンベア

          映画『ラストマイル』〜若干のネタバレと館内停電トラブル付き

          立川志の輔独演会 inまつもと市民芸術館

          17時に仕事を終えようと計画していた。 仕事終わり直前に上司がやってきて、あれこれ連絡事項を伝えたりしながらも、気持ちはすでに職場にはない。 今日は毎年恒例「立川志の輔独演会」 そそくさと着替えて、まずはイオンモールのあがたの森駐車場に移動した。 今日は「すすき川花火大会」の日でもあるので、イオンモール駐車場も浴衣姿や若い家族連れが多い。 駐車場から1番近いという理由で未来屋書店のカフェへ。 やる気ゼロの店員に注文して、しばし休憩。 未来屋書店のカフェは1人客が多いの

          立川志の輔独演会 inまつもと市民芸術館

          知ってて知らなかった朝日村・光輪寺の境内で開かれる朝市へ

          先日、夏休みの大学生が京都から帰省してきた。 長野県朝日村の光輪寺で、朝市が開かれると小耳に挟んだので、娘と一緒に出かけた。 朝日村は時々通ることがあるけど、あまり道がわからないので予め地図で見た。 完全に田舎あるあるで、周りに目印になるものがない。 大体の場所は分かっているので、行けばわかるだろうと思った。 ・・・分からなかった。 近くまで行って、地図アプリで道案内してもらって、難なく着いた。 文明って素晴らしい。 朝8時からやっていて、私が行ったのは9時半頃だった

          知ってて知らなかった朝日村・光輪寺の境内で開かれる朝市へ

          雑な頭のヘアカラー・私にとっての理想は概ねこんな感じ。

          先日初めて、勇気を出してヘアカラー専門店に行った。 いつも行っている美容室は、1人の美容師さんが1人の客につくスタイルで、シャンプーもブローも全てやってくれる。 もう10年以上同じ美容師さんなので、行きさえすれば自動的に出来上がる。 時々、ごくまれ〜にヘアカラーだけやってもらいに行く美容室は、その時空いている美容師さんがやってくれるスタイルで、シャンプーの人、乾かす人、その都度人が変わる。 大した頭ではないので、それでも全く問題ないのだけど、美容師の皆さんが忙しいので、シ

          雑な頭のヘアカラー・私にとっての理想は概ねこんな感じ。

          お母さんは記録魔 ① 【有罪確定】

          探し物をしていた。 探し物は見つからなかった。 探していなかったものは見つかった。 昔使っていたPCはMacのデスクトップで、右手側の側面にCDスロットが付いているタイプだった。 懐かしい。ちなみに日常では使っていないけどまだ健在。 CDスロットにCDを入れても作動せず、CDは吐き出されてしまう。 仕方がなく修理に出したことがあった。 故障した原因が証拠のメモの出現により確定。 少年は当時2才。 事件後、パソコンのある部屋に入れないように柵を付けた。

          お母さんは記録魔 ① 【有罪確定】

          1999年の旅日記(番外編)〜2024年の私が思うマニラと香港と東日本。

          たまたま読み返して面白かった1999年の旅の記録。 楽しかった追憶の旅も終わってしまった。 2024年の私が思い出したり考えたことをちょっと書いてみる。 香港へ行って乗り換えの飛行機に乗り、イギリスに行く予定だった私は、チャイナエアラインの事故の影響でマニラに行ってしまった。 日記には書いてなかったけど、私がマニラに入国した記録は残っていない。 マニラに着いて、空港から出る際に入管でパスポートを見せたけど、そこでは入国のスタンプは押されなかった。 出国の際もパスポートは

          1999年の旅日記(番外編)〜2024年の私が思うマニラと香港と東日本。

          1999年の旅日記(12)〜東京からの深夜特急・なぜか寂しい旅の終わり

          1999年の旅の記録がとうとう最終回になってしまった。 行きも帰りも、途中も、トラブルに始まりトラブルに終わった旅だったんだなぁ、と振り返ってみてつくづく分かった。 1999年9月4日(土) 成田に遅れて到着した。税関の係員が怖い顔でチェックを入れている。 確定申告の税務署と税関はなぜか後ろめたさを感じる。税という字のせいか・・・? 新宿から11:50頃に出発する夜行列車に乗る。ホームには大勢の人たちがいた。 週末を利用して長野県で登山をする人達だ。 皆一様に登山スタイ

          1999年の旅日記(12)〜東京からの深夜特急・なぜか寂しい旅の終わり

          1999年の旅日記(11)〜香港で例の黒コゲ発見。空の安全を切に願う。

          1999年の私がロンドンを出発して香港まで帰って来た。 キャセイパシフィック航空で香港経由でイギリスに行くのは、割と安定したルートだと思う。 安心と安定を保ちつつ、日本の航空会社の直行便に比べて格段に安い。 さらにトップシーズンを避けて、チケットの価格が安くなってから旅に出る。 この旅を最後に、キャセイパシフィック航空には乗っていない。 この次の時に大韓航空に乗ってみたら、乗り継ぎも楽だし、何よりも成田に行かず中部国際空港から飛べるのが良かった。 成田のようなバカ高い空港

          1999年の旅日記(11)〜香港で例の黒コゲ発見。空の安全を切に願う。

          1999年の旅日記(10)〜ヒースローから香港に向かって嫌々出発。

          25年前の私の一人旅は、そろそろ終わりに近づいてきた。 大好きなイギリスを出国しなければならない。 ずっと旅をしていたいけど、帰ってまた仕事に行かなきゃ職を失う。 イギリスで違和感があったのは、駅のプラットホームが日本と違って境目がない事。道の続きにホームがあるような平面スタイル。 うわ〜、イギリスだな〜、と思った。 イギリスでも田舎の駅は、日本の駅と同じ鉄道屋(ぽっぽ屋)スタイルだった。 こちらは全く違和感なし。風情があってこちらも二重丸。 1999年9月2日(木)

          1999年の旅日記(10)〜ヒースローから香港に向かって嫌々出発。

          1999年の旅日記(9)〜小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド〜寝台列車でロンドンへ

          昔の旅の記録をたまたま見つけてここに転載している。 トラブルばっかりの旅の始まりはこちら。 スコットランドから乗った寝台列車は、ドアをガシャンと開けて入る部屋形式で、車窓から見た景色はしみじみと素晴らしく、この景色を永遠に眺めていたいから、ロンドンに着くまで寝なくてもいい、と思ったのに、揺られる列車の音と疲れで一瞬で寝てしまった。 この思い出があるから、今でも寝台列車への憧れが強い。 スコットランドからロンドンまでは電車で7時間半〜8時間くらい。 1日を移動に費やすなら、

          1999年の旅日記(9)〜小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド〜寝台列車でロンドンへ

          1999年の旅日記(8)〜ホラータウン・エディンバラで人間観察

          25年前の旅の記録をひょんなことから見つけて読んで、忘れていたこと多数だけど、鮮明に覚えているのはエディンバラで不審な男に付きまとわれて怖かった事。 トイレもいけず、見ず知らずの旅行者の側にいさせてもらい、1人にならないようにした。 日本人は若く見えるらしく、田舎の方に行くと、善意の人は「日本人の子供が1人で旅行している、次のバス停で降りるのよ」など世話を焼いてくれるが、一つ間違うと「子供が1人でいる」になってしまう。 イギリスでは、子供の外出にはとても慎重で、友達の家に

          1999年の旅日記(8)〜ホラータウン・エディンバラで人間観察

          1999年の旅日記(7)〜ヒマな旅人、グラスゴーで本を読んで1日終わる。

          1999年の古い旅の記録を読んでみると、覚えていたつもりの事でも、相当忘れていることがわかる。 グラスゴーではかなりヒマだったようで、グチグチとぼやきの記録が止まらない。 グラスゴーに来た事を、当時の私は「日本に置き換えてみるならば、東京から長野の知人宅に遊びに行き、せっかくだからと札幌へ足をのばしてみたら、札幌はとても混んでいて泊まれないのでノサップ岬へ来てしまった。そんなところだろう。」と言っている。 おそらく夜の静けさに心が折れていた。 1999年8月30日(月)

          1999年の旅日記(7)〜ヒマな旅人、グラスゴーで本を読んで1日終わる。