罪を憎んで作品を憎まず
連日の猛暑でございますが、皆様は変わらずお元気でいらっしゃいますか。
いつも記事を読んで頂きありがとうございます。
本日、2022年7月8日は、全国的に30℃を超える真夏日となりました。
そして、歴史に刻まれる厄日となってしまいましたね。
この記事は、そんなニュースに合わせたSNS界隈の騒動と自分の考え方をまとめたものとなります。
政治とは無関係の話です。
問題の件
マンガ家の先生がSNSで件の事件に関して極めて不適切な発言をしたそうです。現在アカウントは停止されページを見ることは出来ません。
(婉曲すぎるかもしれませんが、その個人を攻撃しないためです。また、そこに主題はありません。)
そして、ここで取り上げたいのは、その先生の作品までも貶められている事です。
(作品を売ろうとか、絶版にすべきなどのような言説について、私は否定します。)
別件
元アイドルグループ所属の男性が、違法薬物で逮捕されたニュースがあったみたいですね。
この件でも、その男性の作品を貶める内容の投稿がありました。
主張
”罪を憎んで人を憎まず”という言葉があります。
感情的になってしまう罪状だったとしても、その人自身までも憎むべきではないという話です。
私は、作品もこれと同じだと思うのです。
「作家が罪を犯したら、作品も悪いものだ」と感じる必要は無いのでは?という主張です。
例え、作家が罪を犯す(犯した)としても、作品そのものが”公共の福祉”による制限を超えるものでなければ、否定や規制をすべきでない。
と考えます。
私が考えるのであって、貴方の考えもまた自由です。
私は、作家と作品には線を引いた方が良いと思っています。
そして、こんな記事にも目を通していただける心の広い方であれば、共有できる話では、と思い筆を執りました。
補足
これには偉大なバンドを引き合いに出すことにしています。
ビートルズのポール・マッカートニー氏ですね。
氏は1980年、ウイングスのメンバーとして来日した際に大麻の不法所持で逮捕されています。
さて、彼の作品は悪い物でしょうか?
また、マイケル・ジャクソン氏にも同じことが言えますね。
彼らの作品に触れた事の無い日本人が居るでしょうか?
今日に至るまで愛され続けています。
作品に罪は無いのです。
また、犯した行為は間違いであっても、本人を憎むべきでは無いと思います。
同じような概念として最近はカタカナを使うみたいですね。
キャンセル・カルチャー
今回の話はキャンセル・カルチャーと似ています。
何かを間違った人間は、存在から全て否定されるのはおかしいですよね。
まとめ
間違った作家先生が居ても、作品を否定しないように気を付けよう。
表現の自由とかでブーメランを食らうぞ。
私の記事を読むような方には、そういう感情的な行動をする方は少ないと思います。
なので、当然のことをデカい顔して言うヤツだな、と思われたかもしれません。
それは、そう。
数年前、ジャンプのマンガ家が痴漢で逮捕・連載打ち切りになった際に、友人が今回のような否定をしていたんです。
頭も良く、信頼していた友人だったので、それは違うと思うよ、と伝えました。
それと同じ要領で、自分の手の届く範囲で作品を守る考えを共有出来たら良いなと思います。
この考えを否定する事も、当然自由です。
梅雨明けの暑さひとしおでございます。何卒ご自愛の上、ご活躍ください。
追伸
キーキャップの研磨をしていたら、腱鞘炎になってしまいました。
皆様におかれましても、研磨の際はお気を付けくださいませ。