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カワセミとキツネを見たという話で盛り上がった昼下がり
先日、朝ランでカワセミを見た。川辺で飛び去るまでのほんの短い時間、人間では私だけが見ていた。
かなり久々だったから、これはラッキーと昼食時に早速家族に話した。そうしたら、高校生の上の子が「オレは最近キツネ見たよ」と言ってきた。
何、キツネだと?私は今まで野生のキツネを見たことがない(タヌキならある)。
家のあたりにキツネが住んでいることすら知らなかった(ハクビシンが住んでることは知っている)。
クラブの練習で使うグラウンドに、ふらっとキツネが現れたらしい。スマホで撮った写真を見せてくれた。写っているのは後ろ姿で、ピンと立った耳は芝犬に似ているようにも見えた。でも尻尾の太さが違う。ああ、これがキツネかと思った。
なぜ人がいる場所に出てくるのだろう。人が集まる場所は、食べ残しとかが見つけやすかったりするのかもしれない。うちからは結構遠いのでランニングで行くのは大変そうだが、そこは「キツネがいる場所」として私の頭にしっかり刻み込まれた。
何気ないカワセミの話に子どもが乗ってきてこんな展開になるとは思わなかった。子どもと話す機会を増やしたいときは、どうでもいいようなことでも、ちょっと言ってみるもんだ。
なお、うちの周辺にはカワセミもハクビシンもタヌキもいて、ちょっと離れたところにはキツネもいることがわかったが、ものすごい野生の地とか隔絶された場所に住んでるわけではない。首都圏のごく普通の住宅街での話である。