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映画「君たちはどう生きるか」をもう一度見に行こうかと思っている

宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」。夏休みに小学生の子どもと見に行ったこの映画を、もう一度見たいなという気持ちになっている。

ゴールデングローブ賞の受賞は関係ない。年末ぐらいから、映画の断片的な場面が頭に時々浮かぶようになり、それをもう一度最初から最後まで通した線として見直したいと感じているのだ。

夏に映画を見た後、子どもに「どうだった?」と質問したら「六分の一ぐらいしかわからなかったけど、面白かった」と答えた。六分の一というのがやけに具体的で、はっきり覚えている。

それを聞いて、「面白いかどうか」は「内容がわかったかどうか」と必ずしも一致しないんだと気づかされた。わからないことをそのまま受け入れることができる、子どもならではの感性なのかもしれない。

実際のところ、「君たちはどう生きるか」は私も一度見てうまく理解できないところがいくつかあった。もう細かいところは覚えていないが、そんな引っ掛かりのようなものが、また劇場で見たいという気持ちにつながっているのかもしれない。

この映画は、今でも上映している映画館が結構ある。1日に一回とかに限られているが、それでも公開から半年経つことを考えると驚きだ。いつだったら行けそうかなと考えるのがちょっと楽しみになっている。

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