科学が証明した自分を変える最強戦略

『10倍成長 2倍より10倍が簡単だ』の著者、ベンジャミン・ハーディは、 これまで何冊ものベストセラーを出版していて、その中の1冊は、米国の有名なビジネス誌である『インク』が「もし今年たった1冊しか本を読まないとしたら、これにすべき」と推奨している。

その著者のメッセージを 定期購読しているのだけれど、そのアプローチはなかなか興味深いものがある。例えば先月末には以下のようなメールが届いた。彼自身が毎月その月に達成したこと、疑問に思ったこと、心に触れたことなどをまとめて書いているのだけれど、こういうリフレクションは本当に 真似したい方法だと思う。

なんとなく月日が過ぎていく、そのシッポをハッシ！とつかんで自分がこの1ヵ月何を考えどのように生きてきたか、を記録していく事の効果は大きい。

毎日ジャーナルを続けるのが難しい人も、１ヶ月に１回ならできる。そして１年間で12枚の記録ができると、点と点がつながって、それが将来への軌跡を描いていく。

「何がしたいのかわからない」多くの私たちにとって、それは明確な光を照らしてくれる。昔、砂漠の旅人が、空の一番星を目指して旅したように、人生に方向づけをしてくれる。

以下はベンジャミン・ハーディの2024年10月のまとめノート。簡単に翻訳してみたのでぜひ参考にしてほしい。

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10月のまとめノート

• 『10x Is Easier than 2x』を執筆して以来、今月は最高の執筆ができた。

•  この本に書かれている考え方や、それに関連するビジョンがどれだけ広がっているかに圧倒されている。私が書いている基本的なことは、「不可能な目標を達成するための科学 」だ。その 「不可能な目標 」がどれほど驚異的なものになるのか、そしてそのような大きなクエストを追い求めることがどれほど楽しいことなのかに衝撃を受けている。

•  力強く前進している限り、「プロセス」がどのようなものであっても構わない。今月は、母が私の本の執筆に本当に協力してくれた。執筆中に一緒に座ってくれたり、考えるスペースを与えてくれたり。

•  ラリー・H・ミラーの 「ファミリー・デー 」では、彼らの過去、現在、そして未来について話し合った。ユタ州の重要なファミリーとご一緒できたことは、この上ない喜びであり、光栄だった。

•  私は新しいビジネス・パートナーを得たが、一緒に素晴らしい新しいビジネスを創造するだけでなく、新しい業界を確立するつもりだ。ゼロからイチへの挑戦は気の弱い人には向かないが、適切なパートナーと、適切な場所からの挑戦は、たとえビジョンの50％を達成したとしても、それまで考えていたものより10倍大きなものになる。周囲に適切な人がいれば、「不可能」が楽しくエキサイティングなものになる。また、周囲に適切な人材（新しい能力）がいれば、新しく衝撃的なビジョンも不可能ではなくなる。ジム・コリンズの言葉を借りれば、「まず誰が、次に何を 」だ。

•  睡眠はかなり良くなった。過去12～18ヶ月間、私の睡眠は非常に安定していなかった。この荒波にもまれる前は、私は素晴らしい睡眠をとっていたが、それを失ってしまった。ありがたいことに、10月に入って、私の睡眠は大部分、ずっと良くなった。

•  家族とは、人間関係や質の高い時間を大切にしている。養子縁組をした10代の子どもたちが4人いるため、時間が有限であることがますますはっきりしてきた。私には17歳、16歳、15歳、13歳の子供がいる。17歳のテニスプレーヤー、カレブについては、『10倍は2倍より簡単』に書いた。息子2人を父と一緒にフットボールの試合に連れて行く旅に投資することにしたのは、その瞬間が投資に値するものだとますます実感しているからだ。

• 2024年11月のフォーカス - RAPID TRANSFORMATION」を完成させ、出版社に提出し、次の本を書き始める。

•  次のベンチャーを整理する - マーケティングと製品を改良し、ウェイティングリストも作る。

•  「ビッグゲーム」のためにウェブサイトとホワイトペーパーを書く。