
メタCEOのマーク・ザッカーバーグのメタバース・アバターが話題に
メタCEOのマーク・ザッカーバーグが、新しいボーイッシュなメタバースアバターをシェアした。その数日前、実は「不気味」で「死んだ目」と嘲笑されたのバージョンを発表していたので、今回は名誉挽回というところ。
新しいバージョンはボーイッシュでキュートなイメージとして受け入れられているようだ。

彼の新しいアバターをフィーチャーしたInstagramの投稿では、ザッカーバーグは前回のアバターが「ベーシック」なものであることを認め、フランスとスペインでの発売を祝うために迅速に生成されたと述べている。
彼はさらに、フォロワーを安心させるために、より見栄えの良いホライゾンワールドのスクリーンショットを投稿した。

今年になってから、メタと社名変更したフェースブック。これによってGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)がなくなり、MANGA(メタ、アップル、ネットフリックス、グーグル、アマゾン)になったなどと言われている。
その社名変更からも分かるように、メタのメタバースへの意気込みはかなりのもののように見える。今までフェイスブックの弱みであったリアルと強くリンクする製品を売って自社の代替不可能性を底上げしながら、メタバースの覇権を狙うという戦略だとささやかれている。
フェイスブックは、オキュラス(Oculus)を買収した2014年ごろからすでに、どんな外圧や新規勢力の台頭にも揺らがない、確固たるプラットフォームを欲してきたようだ。
オキュラスは2012年にクラウドファンディングなどで1億ドルほどの資金を調達していたが、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグは、 20 億ドル(2400億円、オプションでさらに3億ドル〈390億円〉)を提示し、2014年にオキュラスを買い取ったのだ。
GAFAMの中で最もメタバースを渇望するポジションにいることもあり、メタはここ数年は、メタバースの実装をリードする立場に立つかもしれないと言われているのもうなづける。
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