竹林の小径に心を整える
しなやかに曲がる竹は、しばしば「折れない心」を表す例に使われる。
ぽきっと折れてしまう大木ではなく、しなやかに曲がって、雪の重みや激しい風にも耐え抜ける強さ。
昨日は「世界竹の日」だったらしい。2009 年 にバンコクで開催された世界竹会議で正式に制定されたのだそうだ。竹の利点を広め、竹製品の普段使いを促進することを目指すもので、毎年この日には、竹の植樹セレモニーや竹に関する様々なコンテストが行われているとのこと。
竹細工といえば実家にあった竹のランプが美しく、子供の時に見入っていたことを懐かしく思う。
日本人と竹の付き合いはなんだか特別なものという気がする。かぐや姫のお伽話もそうだけれど、竹のまっすぐ伸びていくさまに、心を質されるような気持ちになった人は多いと思う。
鎌倉の報国寺の竹林を訪れた時は、圧巻されて静かな感動を覚えた。
ちなみにこの竹林では、抹茶のサービスがあって、竹林を眺める庭でおいしい抹茶がいただける。この秋はもう一度ぜひ訪れてみたい。
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