一人のほうが気楽だと思った過程3
アラサーの田舎在住の女が、”なぜ一人の方が気楽になったか”、について吐き出したものです。最近自分の感情がわからないので(好ましいやこれは嫌だがわかる程度) 自己整理のために書いています。
ごんばんわ、続き。一人のほうが気楽だと思う要因が多くてあっちこっち話が飛んでしまう。
ダイジェスト:幼少期から高校までは特に普通に人付き合いができていたし、むしろ一人が嫌だった。田舎という狭い世界で生きていたからだと思う。人見知りはするも、人の話に合わせるのは得意な方だし、ノリもいい(中身はからでも)と思っている。家庭環境は個別主義、だと思う。
転職編:心身ともに疲れたあと、転職した先では、最初は慣れない環境で、新しい職種で、厳しいなりにも(それぞれ会社にはその会社独特のルールがある、これはまた書きたい)ボチボチやっていた。
余談:転職前と転職後(落ち着いた後)で変わった心身の変化。
転職前
・休日はほぼ寝ていた、寝ても寝ても眠い、しかも夜も普通に寝れる。
・遊ぶ気がおきない、そんな余裕はない。
・外に出るのが億劫になる。
・仕事帰り突然泣く。
・家族にやつあたりする。
・携帯ゲームにハマる(ゲームしか楽しいことがなかったような気がする)
・同期にめちゃめちゃグチるし同期のグチも聞く
転職後
・普通に起きれるようになった。
・旅行の計画をするのが楽しくなった。
・生産性のないゲームはやめた。そのかわり自分のためになるような
(あくまでわたし基準)読書やら他のものにハマる。
まだあるような気がするけどとりあえずこんなもので。
このときに支えになったのが当時付き合っていた彼氏だった。半同棲をしていた時に転職をした。その時は”この人がいるから色々頑張れる、いてくれてありがとう、毎日一緒にいるだけで楽しいね”こんなような生活だった。一緒にいることが楽しくてしかたがない、2年ぐらいそのような感じだったと思う。結婚観に関してはまた書きたい。
家族とは色々あり、あまり関係が良くなかった、そんな中、”結婚して、新しく家を借りて、一緒に暮らそう”と言ってくれた彼の話に飛びついた。わたしは家族から逃げたかったのだろう。結婚する気は半分ぐらいはあった。
そうして、家族にも友達にも建前上、”結婚するから引っ越す”と言って、2LDKもある部屋で彼と一緒に暮らし始めた。(今思えば色々高望みの物件だった)彼のことは好きだったし、家具も新しいものを購入し、(わたしは部屋のコーディネートやおしゃれなものが好きだったし、広いキッチンに憧れがあった。基本的に家が好きなのだろう)、"新しい生活"はとても楽しかった。なけなしの貯金は半分飛んでいったけれど。
彼も会社も”家事全般は女性がやるものだ”という考えだったので、(会社に関してはまた書きたい、これも色々思うことがある。)家事全般はわたしがやっていた。お風呂掃除は彼がやることもあったが、基本的には食事の準備や洗濯、買い物、掃除はわたしがしていた。金銭面に関しては彼が生活費、わたしが食費・娯楽・その他といったような感じなので文句を言えた義理はない。それなりにめんどくさいと思うときもあったけど、頑張ってやっていたと思う。お弁当も作れるときは作っていた。人間は生きているだけ、生活しているだけでお金がかかる、ほんとうの意味で気づいた時期だった。
そんな中、彼の仕事がだんだん上手く行かなくなり(昇給試験に落ちたなど)日常的にため息を付き、舌打ちをし始めた、見ているこっちは気分が悪いし、なにか悩んでる?と聞いても上の空だった。わたしはわたしで”このまま結婚してもいいのか?”なんか違うよなぁ(理想像だけは一人前にあったので)と思いつつ、別れる直前1年ぐらいは軽い冷戦状態だった。喋るのも事務連絡で居心地が悪い、いつからかみ合わなくなってしまったんだろう、あのときの気持ちはどこにいってしまったんだろうか。わたし自身は、転職後は自分の時間が比較的確保しやすかったので、その間に色々な本やYou Tubeなどによって大きく恋愛観や結婚観が変わっていった。(アニメも見た)
人といたら絶対に会話のキャッチボールをしないとコミュニケーションは成り立たないが、書籍(文章)は一方的だけど自分の想像力がかきたてられる。返さなくていいのは気が楽で、自分には合っていたし、影響は大きかった。本で感じたことは自分の中にとどめておく、誰かに共感してほしいとはあまり思わなかったかなぁ、感じ方は人それぞれだからっていう考えもあったんだと思う。
最終的に、両家顔合わせをしたのにも関わらず、わたしたちは別れた。30歳の、結婚適齢期を過ぎようとしていた頃だった。別れたあと、”逆に別れて正解”と友達に盛大に祝われた記憶がある、号泣した。いい友達を持ったなぁ。
明日は二人暮らしの時と一人暮らしの今と何が変わったかについて思い出す。
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