コロナの重症化は自己責任じゃね?
7月15日。
Xデーが来たと言わんばかり、新型コロナの陽性反応が現れた。
同日の昼過ぎより38℃まで体温が上がり、
身体の節々が貪られる感覚を覚える。
自身は生まれてこの方、インフルエンザなど重度の病に感染した経歴はなく、
交通事故で一ヶ月ほど入院した事以外は、
長いこと病院にお世話になっていない。
学校では、5日ほど前から20人以上が欠席するクラスターが発生しているので、感染経路は学校で間違いないだろう。
さて、同日よりコロナとの格闘生活が始まった。
連日、コロナの脅威については様々な所で取り上げられているが、実際に格闘した感想は
「コロナ…戦闘力 たったの5か。 ゴミめ。」
の一言である。
確かに発熱から二日内は、38度の高熱と関節痛に苛まれたが、本当にその程度しか印象に残らない。
約一週間ほどの自宅待機を命じられたが、
体温も36度の平温に落ちて関節痛も忘れた。
健康体だった残りの5日間は、非常に辟易とした日々、そんな記憶しか残らない。
「ここぞとばかり電子書籍やアニメの視聴に一日中費やしてやろうぜ!」と、初めは1人盛り上がりしていた。
それもつかの間、多動性が強い自分にとって、同じ空間に閉じ込められる事は、今にもフラストレーションが爆発しそうだ。
期間中に読んだカイジの心情が共鳴し、もしも許されるならば、一日外出券を50万ペリカ(日本円で千円ほど)で購入したいと望んだ。
なぜだが食欲は平時以上に爆発し、フードデリバリーでほぼ食べたいものだけを食べた。
待機中は普段以上の強欲や活力が混ぜ合わさり、
「あぁ、コロナはやっぱりただの風邪だったんだな」 としみじみ思った。
さて、この退屈な時間に少しだけコロナの正体を調べてみたり、時を同じく感染した方と情報交換する事に時間を使った。
その中で、幾つかの共通点が浮かび上がる。
一つは、人間であれば誰でも平等に感染する。
ワクチンを接種すればコロナに感染しないと誤解する人も多いが、正解は感染はするものの重症化はしないが正解である。
生き物が根本的に防ごうならば、外部との接触を完全遮断して牢獄のようにじっと座ってる以外、感染しない方法はないだろう。
肝心な二つめは、重症化の最終的な有無は日常をおろそかにしていないかが分断する。
老若男女問わず平等に感染する事が大前提とする中で、自宅で全く無事な人と、病院で寝たきりの生活を送る人のどちらかに分かれる。
確かに年齢的な関係もあるのだが、大半の人間はインフルエンザ程度の症状で収まるという。
一般に取り出たされる重症者は、元からタバコや不眠など悪習慣を繰り返した「健康面の前科」を持つ人、結果として免疫機能が崩壊して重症化した場合が多いそうだ。
つまりは単なる自業自得である。
Twitter上で、食生活や睡眠の記録を毎日付けるフォロワーさんも一定数は感染している様だが、
どの方も軽症で抑えられている。
自身も、極力は加工食品を避けて自然由来の食品を摂取したり、時間と質にこだわった8時間の睡眠を意識的に取る習慣を昨年より継続している。
その間免疫が鍛えられたのか、今回コロナ感染は予想以上な軽症に抑えられた。
つまるところコロナも最終的にはインサイドアウト。
生活次第では風邪程度の症状に留められるのも、
日常的に自分を犠牲にすれば、最終的なツケは全部自分が支払う。
何気ない生活習慣から、いざという時の勝負は既に始まっているのだろう。
確かに、そもそもウイルスに感染しない事が何よりも大切だが、環境によってはそもそも感染を免れる事が難しい。
ならば、感染後にどこまで最小限のリスクで抑えられるか、普段から免疫力を高め、コロナ以外の病気にも対応できるかが大事なはずだ。
目先のウイルスに感染しない方法を追求する以上に、免疫を強固にしてリスクを抑える方法をもっと啓蒙すべしと考える。
ご拝読ありがとうございました。