ヨーロッパ文化教養講座(2013年 イギリス映画「ワン チャンス」)
2023/08/11
個人的採点は、★★★
(★★★は、再び観たいとは思わないが、退屈せず、観ていた時間は楽しめた作品)
Filmarks: 3.7 (14,958 レビュー)
「あなたが興味のありそうな映画」になっていた、「ワン チャンス」を鑑賞した。
実話がベースだそうだが、心暖まる優しい映画だった。
コメントと感想:
1.オーディション番組で歌手デビューというシーンが既視感があった。
確か女性だったと思って調べたら、スーザン・ボイルだった。
彼女は、2009年の「ブリテンズ・ゴット・タレント」で会場の度肝を抜いたそうなので、ポール・ボッツより2年後ということになる。
2.ポール・ボッツ本人が、演じたジェームズ・コーデンの歌唱部分を吹き替えているそうだが、特に、ヴェネツィアでの学校でレッスンを受けて上達する過程も、歌声で表現できていて、素晴らしいと思った。
3.選曲も、テノールの名曲揃いで、特に、小生が大好きなプッチーニ「ラ・ボエーム」のロドルフォとミミの名シーンが使われたのは大変嬉しかった。
4.妻ジュルズを演じた、アレクサンドラ・ローチが最初の出会いから、ポール・ボッツをずっと支えている姿に感動した。
アレクサンドラ・ローチはかなり太めに見えたが、役作りなのだろうか・
とてもお似合いの二人だった。
5.この映画はオペラファンは、確実に満足すると思う。
映像も美しい。
ただ、オペラ好きでないと、実話をベースとはいっても、ありふれたサクセスストーリーに感じるのかも知れない。
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