基礎生命科学I(R7前期先取り履修用情報公開)①概要&予定
当科目の履修を検討中の学生の皆様、まずはご興味を持っていただき、ありがとうございます。主に先取り履修生制度を利用して受講する高校生のために、ここで授業の概要と予定を公開しておきます。在学生の方も受講の際の参考にしてください。【随時更新予定(変更があった場合のみ)】
※正式な授業予定は大学ホームページ(UNIVERSAL PASSPORT: 以下、略してUNIPA)で3月下旬に公開予定
【先取り履修について】 社会人対象の科目等履修生・聴講生との違い
◉先取り履修生
高校等の在学者限定の科目等履修生で、学校長の推薦が必要。取得した単位は、同じ大学に入学した場合にのみ卒業単位に算入することができます。
諸経費(R7年1月時点)
聴講料 7,400円×単位数(社会人対象の科目等履修生の半額)
※入学検定料および入学料は免除
◉社会人対象の科目等履修生
高校卒業か同等以上の学力がある人が対象で、大学に正式に入学していなくても特定の対象科目を履修し単位の取得を可能にする制度。授業を履修し試験等により合格した場合には、授業科目について所定の単位が認められます。
諸経費(R7年1月時点)
検定料 9,800円
入学料 28,200円
聴講料 14,800円×単位数
◉社会人聴講生
高校卒業か同等以上の学力がある人(学部開設科目)、または大学卒業か同等以上の学力がある人(大学院開設科目)が対象。大学や大学院の正規の授業科目を受講できますが、単位修得はできません。
諸経費(R7年1月時点)
聴講料 7,400円×単位数(社会人対象の科目等履修生の半額)
※詳細は、大学ホームページをご覧ください。
【科目の選び方】
大学の選択科目は、在学生でさえも内容がよく分からないまま選んでしまって後で苦労・後悔するケースがたまにあるようです。特に演習内容や量に関する思い違いや的外れな期待をしてくる人が少数ながら毎年いらっしゃいます。
特に先取り履修では、事前の情報入手が困難でさらに事情が分かりにくいはずですので、この記事で概要と予定をご紹介させていただきます。科目等履修生として入学が許可されれば大学ホームページ(UNIPA)の授業予定やシラバスが閲覧可能になりますが、その時点では遅いと思う方もいらっしゃると思います。この記事をしっかり読んで、ミスマッチが起こらないようにご注意ください。
【基礎生命科学I】 科学英語科目(2単位)
生物学が専門の理系教員による科学英語科目です。科学(生命科学・医学・食品栄養科学)と英語の比率はほぼ1:3で英語が多め。講義開設時はほぼ1:1でしたが、文系学部からの受講者が多く、そうした学生の皆さんからのご要望を受けて英語の比重が年々増えた結果、この比率となりました。科学部分が減ったのではなく、英語部分の内容が3倍になったとお考えください。
大学の科目は原則として週に90分1コマしか授業がないので、高校よりも効率よく学ぶ必要があります。そのため、各自のペースで学べるオンデマンド回を設けたり、大学ホームページから回答できるアンケート(講義の補足解説・文法演習&解説・TOEIC演習等に活用)を毎回実施する等の工夫を施しています。
◉目標は大学英語の基礎固め:大学初~中級(大学1~2年次が主な対象)、TOEIC初級
高校英語(出題範囲が限定されている受験英語:クローズドな英語)から実用的な英語(語彙や文法に受験英語のような制約がないオープンな英語)への橋渡し、が目標です。大学入学後の英語学習において、受験英語との違いに苦労する学生さんが数多くいらっしゃいます。その問題を解消するための科目で、科学英語ベースですが理系に限らず文系の学生でも十分に理解可能な内容にしております。
◉個別演習のご紹介
① DUO 3.0語彙演習:汎用性が高い単語帳で大学初~中級の単語力を強化
アドリブ英会話ではなくDUO例文の大量インプット&忠実アウトプット
単語・フレーズの語根・接頭辞・接尾辞・語源/由来を解説
実際に口を動かして発音し和訳&英訳するペアワーク演習
(専門的な語彙は各学部の英語科目で学ぶ前提)
(前期は全45セクション中のS22まで実施)
② VOA和訳&英訳演習:大学初級レベルの英文読解&英作文力を強化
世界中で利用されているVoice of America Learning Englishが教材
頻出する文法項目を個別解説:学校英語よりも実用的な解説を重視
和訳は解説を聞いて、英訳は原文と比較して、自己添削(癖を各自で自覚)
③ 文法解説:重要項目を重点的に解説(前期は可算・不可算名詞を深掘り)
アンケートで様々な具体例(特に科学的な例)を問題演習し解説
④ TOEIC演習:TOEIC初心者向けp2演習 [任意受講の予定]
主にオンデマンドで演習するため市販の教材を活用
◉DUO語彙演習、VOA和訳英訳演習、文法解説が主目標(全体の約8割)
TOEIC演習は副目標(全体の約2割):学生からの希望が多く実施を継続
※3~4年次でも単語力の強化や丁寧な和訳演習に取り組みたいなら受講を推奨
※英語を学ぶのが好きな人、英語を好きになりたい人、大学英語を基礎から学び直したい人のための授業
【授業予定】 金曜1限 [9時~10時半] 15回授業
1-4/11 対面:授業全体のイントロ、DUO-S1&2、TOEICp2演習-1
(4/18 開学記念行事で休講)
2-4/25 対面:DUO-S3&4、TOEICp2演習-2
3-5/2 [オンデマンド1]:VOA1和訳(各自で実施)、TOEICp2演習-3
4-5/9 対面:DUO-S5&6、VOA1解説&添削-1
5-5/16 対面:DUO-S7&8、VOA1解説&添削-2
6-5/23 [オンデマンド2]:VOA1英訳&VOA2和訳(各自で実施)、TOEICp2演習-4
7-5/30 対面:DUO-S9&10、VOA2解説&添削-1
8-6/6 対面:DUO-S11-13、VOA2解説&添削-2
9-6/13 [オンデマンド3]:VOA2英訳&VOA3和訳(各自で実施)、TOEICp2演習-5
10-6/20 対面:DUO-S14-16、VOA3解説&添削-1
11-6/27 対面:DUO-S17&18、VOA3解説&添削-2
12-7/4 [オンデマンド4]:VOA3英訳&VOA4和訳(各自で実施)、TOEICp2演習-6
13-7/11 対面:DUO-S19&20、VOA4解説&添削-1
14-7/18 対面:DUO-S21&22、VOA4解説&添削-2
15-7/25 [オンデマンド5]:VOA4英訳(各自で実施)、総まとめ演習
※オンデマンド学習できる遠隔回を5回設定(遠隔回は休講ではなく、双方向型演習を各自で実施)
※大学ホームページ(UNIPA)から回答できるアンケートを毎回実施
(一部の講義内容や順番は、諸事情で変更されることがあります)
【テキスト】
DUO 3.0:ほぼ毎回実施する単語演習に必要なので全員購入必須
TOEIC L&R TEST初心者特急パート1・2:受講は任意(スコア500点未満の学生はテキスト購入&受講を推奨)
【課題】
① DUO演習:対面ペアワーク参加でクリア(欠席の場合は手書き課題を提出)
② VOA演習:和訳・英訳&添削プリント提出(写真も可)とアンケート回答
③④ 文法解説&TOEIC演習:アンケート回答
他にも演習アンケートあり
※全課題提出で合計100点:単位取得には60が点必要(提出は各自で記録)
※提出が締切に遅れたら減点、内容に不足や不備がある等でも減点
※状況に応じて締切を延長する等、変更の可能性あり
【事前アンケートのお願い】
初回授業の前に実施するアンケートを3月下旬にUNIPAで公開する予定。
受講者は(検討中の方も)全員ご回答をお願いします(課題点も付与)。
ご質問等がある場合、事前に大学の担当者にお問合せください。あるいは、履修登録後にUNIPAのQ&A機能を使ってもらえば個別に対応できます。個人情報の問題があるので、noteでコメントすることは避けてください。
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