見出し画像

エンジニアから理科の先生になるまで②教員免許とらなきゃ!

こんにちは。「エンジニアから理科の先生になるまで」第2回です。

 よく、転職して教員になったという話をすると、「教員免許もってたんだね」と言われます。いいえ、持っていませんでした。大学生のころは教員になろうなんてこれっぽっちも思っていなかったのです。むしろ先生は苦手な人種ですらありました…。教員になろうと思ったとき、あ~取っておけば良かったと一瞬だけ思いましたが、使うかどうかも分からない免許を、忙しい現場の先生の手を煩わせて取るほどではないし、大学時代、他にやりたいことあるならそちらを優先すればヨシ、というのが現時点での持論(賛否あると思いますが)です。免許は何とかなります。必要なのは、本当になりたいと思う気持ち。

奇跡

 さて、教員免許どうやってとろう。調べてみると、中高理科の教員免許(中学校教諭1種・2種、高等学校教諭1種)を通学制ではなく取れる大学は、10年前は日本でただ一つ(今はどうなんだろ?コロナ禍で増えたかな)、東京都日野にある明星大学通信教育学部のみでした。これはもうコロナ前の当時は本当、奇跡としか言いようがありません!だってワーキングマザー、毎日大学に通っている時間などありません。正確に言うと、何日間か、あるいは何週間かテスト、スクーリングへの出席のため、大学へリアルで赴くことは必要でした。でもそこは何とかなりそう、できるかも。

見切り発車

 しかしながら、ワーキングマザーを悩ませたのはアレです。いくら通信制とはいえ、介護実習1週間(だったかな)と、教育実習2週間!これを現地でリアルでやらねば免許はもらえません。うーんどうしよう。長男5歳、次男2歳。ここは夫と母を駆使するしかない、考えても始まらない、えーい入学してしまえ。すでに35歳。大学院まで卒業していたので、明星大学通信学部「正科・課程履修生 教科専門コース(理科)」に入学いたしました。そうそう。理科(音楽・美術)だけは入学選考試験がありました。実技が必要な教科だからでしょうか。さて、免許取得には、次回③で書く大量のレポートRの他、テストT、スクーリングSをすべてこなすことが必要です。若さゆえの自信で何とかなると始まった3足のわらじ生活。次回は、大量のレポート課題について書く予定です。いつも読んでいただきありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?