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【人は何故「名声」を重要視するのか?】

「リーダーは、野蛮な人より資源を分け与えられる人が成功者になる」
これに関して、進化心理学の視点から前回の記事に書きました

つまり、恐怖による支配だけでは
長期的なリーダーには慣れないという事


むかーし昔の狩猟採集民なら、その分け与える優しさは
動物を捉える運動神経や、天気などの予知能力(実在したかは定かではないが卑弥呼など)、神具や工具職人など専門特化した仕事により
その専門資源を分け与えステータスを得ていた
(人間がちゃんと付き合うことのできる人数が約150人(ダンパー数)と言われていて、その人数の集団で生活していた時代だからこそ、専門資源が重要視された可能性が高い)

しかし現代では、関わる人間が150人よりもかなり増えてしまい、その専門特化が他の誰かも出来てしまう
という事が起きた

その結果、専門特化からは徐々にステータスが得られなくなってしまった
(例えば、家具職人から家具貰っても、別に家具職人さんのステータスが鰻登りになる事はほぼ無い)


その代わり現代に出てきたのが


「徳があること」

つまり「名声」でステータスを勝ち取れることに変化

人は他人のために努力する競争的利他主義に走り

「集団に多大な貢献をする人と他者から思われる」
ために戦うようになってきた

現代では慈善事業に寄付するのもその一つになる

だから
税金対策以外に企業が行う慈善事業(SDGsはとても分かりやすい例の一つ、他に子供イベント!など)は

会社のステータス…そしてその会社の社長のステータス…
巡り巡ってその会社のグループの一人だ!と感じている社員のステータスを上げる事に繋がる

決してこれは「偽善行為だから気をつけろ!!」
と言いたい訳ではなく、グループの慈善事業は本人のモチベーションアップにも繋がるため名声狙いの悪い事ばかりではない

本題からズレてしまうので、今後仕事や勉強などモチベーション(長時間集中できる研究などを紹介)のことにも詳しく触れていこうと思う

※参考文献


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しげ@学生時代の落ちこぼれを引きずる30代パパ
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