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【行動理由を「なに」→「なぜ」にするだけでモチベーションを高められる】

「なに」→「なぜ」に変換するとはどういうことか?

具体的に説明すると

家の中を掃除することは…
①掃除機をかけること→[なに]
②快適な住まいをつくること→[なぜ]
となる


他にも…

家賃を払うことは…
①銀行に振込すること→[なに]
②不自由なく生活すること→[なぜ]


人に挨拶することは…
①「こんにちは」と言うこと→[なに]
②相手に好意を示すこと→[なぜ]

などがある


これの何が大切かというと
[なぜ]は物事を抽象的に捉え

[なに]は具体的に考える


一概にどちらが良い悪いとは言えず
どちらも状況によってポジティブな面とネガティブな面があり、上手く使い分ける事が大切になる


・[なぜ]の抽象的な思考は
小さな行動も大きな意味や目的に結び付けられるため、意欲を高めやすい

つまり、面倒くさい作業も意義のある行動として捉えモチベーションを高めやすくなる

人に何かをやってほしいときには有効で、子供に「勉強しなさい!」より「この数学の問題は入試に役立つよ!楽しいキャンパスライフのために頑張ろう!」のが効果がある

このように[なぜ勉強するのか?]という[なぜ]がモチベーションになる


・[なに]は難しく、不慣れ、複雑な行動が必要なときに有効
例えば
「家の中をキレイにして!」と普段掃除しない人に伝えても何からやればいいのかわからない

そんな時は「この掃除機を使って床のホコリを吸ってね!」のが効果的になる

「そんなの当たり前だろ!」

と思うかもしれないが、結構相手や状況によって使い分けられてない事がある


「相手が思うように動いてくれない…」
と悩むとき、それは自分の指示の仕方が使い分けられてないのかもしれないと思うのも大切ということ



【[なに]を考えると難しい行動が可能となる】

上記で書いたように、[なに]思考は「ヤル気が高めにくい」などの弱点があるものの…

初心者や複雑な目標には、とても効果的な考え方と言える

例えば…部活の1年生の素人なら、足の使い方、視線、次の行動を考える…といった目の前の目標が重要となる


※参考文献
P35



ありがとうございます!!!