【ビックファイブ:誠実性】
・真面目できちんとしている
・意志が強く自己コントロールができる
・衝動的にならない
・「人」への依存は神経質傾向から考えるが、「ギャンブルや薬物」など反社会的・違法性の依存は誠実性レベルから見える
・誠実性(ボランティア作業など)が起動している時、脳内では背外側前頭前野および眼窩前頭野の代謝が活発になる
・「仕事」という分野ではとりわけ誠実性の低い人には向かない
→経営者は採用してはいけない
逆に言えば誠実性が高いと仕事で成功しやすい
・集中力が続かない
・自主性が高く、多くの目標を同時に立てられる
・先伸ばしをしない
・意外なのが「知性と誠実性は若干ネガティブな相関」が見られる
→頭のキレる人は準備を怠ることがある。
【誠実性が低いと仕事で成功しない理由】
職業的成功と誠実性の相関は約0.2」と言われ、直接的に仕事が出来ないわけではない。
仕事の熟達度評定、昇進スピード、収入、訓練完遂度評定、ルーティングワークとは誠実性と相関している。
そのため結果として仕事に向かないと言える。
※業種に関係ない
【誠実性が高すぎるデメリット】
一見誠実性は高ければ高いほど良いように思えるが、それは発展した現代(ここ数百年)だからと言われる。
HUNTER×HUNTERのゴン=フリークスを想像してもらうと分かりやすい。
あんな猪突猛進では人生生きづらいだろう。またリアルな生活では除け者されかねない。
狩猟採集の時代では、その場の対応力のが重宝された
いつ猛獣に襲われるかわからない、目的の獲物より途中もっと魅力的なエサを見つけて攻撃対象を切り替える必要もあっただろう
ADHD(注意欠陥多動性障害)は現代でこそ障害扱いだが、人類の進化の時間では、この人格のがヒーローとされる時間が長かった
・一瞬の判断が必要なプロスポーツでも誠実性が低い方が有利なことが多い
・高過ぎる誠実性は強迫性パーソナリティー障害(OCPD)と相関がある
→予定と実行の乖離から不安や不快感に襲われる
人が加われば予定がより乖離する
→人間関係が悪くなる
・物が捨てられない
・摂食障害も相関性がある(OCPD
と併発しやすい)