【どんな育て方をしても、親は子供の性格へ影響を与えない】
親の食事、喫煙、家族人数、教育、人生哲学、離婚など…子育てスタイルは、子供のパーソナリティー特性への影響を与えない。
つまり親ができるのは「遺伝子を分け与える」のみと言える。
但し、2つルールがある。
①家族間(家庭内)での性格と外の世界の性格は別になる事がある
外にいる時の特性が本来のパーソナリティー特性
②極度の虐待は例外的に影響を与えることがある
これらは意識しなければならない。
ここ数十年問題視されてきた「冷たい態度、家にいない父、託児所に預けられる」など単純な事は、子供の性格特性への影響を心配する必要がかなり低いと言える。
では、離婚した親の子供も離婚しやすい…早く子供を作った親の子も早く子供を作る…うつの親は子供もうつ…などの研究はどういう理論なのか
確かにこう言ったリサーチは多くある。
これは「子供の頃に学習」したのではなく「遺伝的性質(パーソナリティー特性)」が原因と言われる。
うつならば神経質傾向が高い遺伝が伝わっている。離婚は外向性が高すぎる遺伝の可能性がある。
もし親の育て方で差が出るのであれば、兄弟で性格の差が出るのがおかしくなる。
遺伝も単純に一つの遺伝子で変わるのではなく、複数の遺伝子が複雑に混ざりあって表に現れる。
そのため父親の遺伝子・母親の遺伝子が複雑にミックスされるため性格が兄弟で一緒になりにくい。
サポート代金は嫁さんに秘密でコッソリ新たな文献や論文購入に使わせていただきます!! これで論破されないぞ!!