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親しみをもってもらう秘策としてマインドフルネスアプリが役立つかもっていう
心の病にソリューションを
アメリカの医療業界団体が瞑想アプリを採用したってニュースを聞くと、心の医療の進歩を感じて嬉しいんだよねー
薬を出す以外の精神科医のアドバイスって「仕事を忘れてリラックスしてください」みたいな、”病は気から”みたいな感じだったじゃない??って、それじゃあ医者は何のためにいるんだーーーって心が叫ぶ…
こんばんは。浪費を癒やしとモチベーションにしている「めぐる」です。クリエイターのはしっこでしぶとくなんとかやってます
ご紹介したニュースによると「The Center for Health Affairs Partners(以下、CHAP)」っていうオハイオ州北部の病院組合が「Cloud9 Online」というオンライン瞑想アプリを導入したとのこと(2020年9月28日)
100以上の病院がCHAPに加入しているんだけど、働く人とか患者さんがCloud9 Onlineで瞑想を受けられるんだってさ。Cloud9 Onlineは、フツーにApp Storeとかで買うこともできるんだけど、CHAPが導入した理由は地域の条件にあわせてカスタマイズできるから
なるほどねー、マインドフルネスは良い講師との出合いが大事だと思うんだけど、地域って括りで予めピッタンコにしておけばより多くの人が体験にとって良い感じなのかも
カスタマイズしやすいよ!ってとこにフィーチャーしてるっぽい
画像出典:Cloud9 Onlineの公式サイト
患者さんにとっては、プログラムの改善やデータの活用ってところに関心あるかも。提供側にとっては、ロゴや雰囲気をブランドアイデンティティーにピッタンコさせられるのは、地味にステキ
マインドフルネスって、長期間取り組むことだから、延べで数えると物凄く長い時間になるんだよね。会社に親しみをもってもらうきっかけづくりになって良いんじゃないかな?
2020年1月には、ハイアットが45,000人の従業員にマインドフルネスアプリを提供し始めたというニュースがありました
マインドフルネスアプリって、「もっと私のことを考えてほしいな…」っていう会社の思いを、従業員や消費者に伝えることにも使えるよねー。やんわりと、そしてジンワリとね
「○○してほしい」って重たさを感じられやすい思いだけど、相手にとって便利なようにしたら上手くいくんじゃないでしょうか。すっごく強引な解釈だけど、ある意味でティッシュ配りみたいなもんですよ。アプリ提供も
心は豊かになりましたか?
アメリカって権利者意識が強い国。CHAPも加入者の賛同がなければ瞑想アプリ導入の決定をしなかったんじゃないかなー。だってそうじゃなかったら「そんなことしなくていいから、年会費下げろよ!」みたいな主張されちゃうじゃない?
だから、マインドフルネスについて、アメリカの医療業界が注目していること以外にも、そもそも世間のニーズも高いっていうこと
一方で日本に目を向けると、30年くらいずっと「心の豊かさ」みたいなことが言われているんだけど、それって感性価値みたいな話にとどまっているよね。「お金より楽しいことが大事!」っていう感じの主張が、それほどクレイジーな印象はもたれないようになりました
でも楽しさを実現する方法は、「人それぞれ」みたいなある種の聖域だったと思う。「それはあなたが決めることです」って…いきなり突き放すんかーい!って思った人少ないないんじゃないでしょーか
そういうキチッとしたアプローチがし辛かったから、「心の豊かさ」をアピールする広告記事がゾロゾロと蠢いてて、グッチャグッチャのドッロドッロになってないっすか?聖域として世俗を遠ざけた結果、暗黒地帯になっちゃったってか
自分で決めることが苦手な人が「幸せ」と向き合うきっかけを、マインドフルネスのアプリの普及がなってくれたらいいですなー。日本ではまだまだマインドフルネスのアプリが少ないんだけどさ
最近は、拝金主義みたいなつまんないこと言う人も少なくないけど、「お金」はコレ!って決まっているけど、「幸せ」は決まってないから考えることが難しいんじゃないかナ
で、いよいよ歳をとってきて、「幸せ」を求めるジャーニーに旅出た人々が、タヌキに化かされてしまうっていう。あんま笑えないんだよね、これ
タヌキに泥団子食わされることなく、「お金」を「幸せ」に変換するセオリーをそれぞれで磨いておきたいものですなぁ
ま、生きてるだけで丸儲けって感じな世界を見つけたいですなー、私は。
文・めぐる(コンテンツエディター)