NYのいじめによる親への罰則化に見る同質化の恐ろしさ
先日以下の様な記事を目にしました。非常に画期的、かつ驚くべき条例です。
いじめっ子の親は刑務所行きになる条例、ニューヨーク州で施行される
http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/29/bullying_a_23259554/
>「攻撃した少年は未成年で、刑務所に行くことはできないと言われました。そのことを、少年たちも理解しているようでした」。
稀に見る先見の明のある流れだと、筆者は捉えています。記事の中で取り沙汰されているこの傷害事件では、物理的な暴力というあからさまな行為に及んだため犯罪認定がしやすかったというのはあるでしょうが、日本の場合どうなるかと問われると、いじめや異質な他者の排除という形で現れます。
進学校に蔓延する同質化の圧力
ここから先は
1,695字
¥ 200
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?