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Am I Blue?
「アム・アイ・ブルー Am I Blue」は、1929年にハリー・アクスト(Harry Akst)作曲、グラント・クラーク(Grant Clarke)作詞のポピュラー音楽。ブルース・シンガーのエセル・ウォーターズの大出世作。現在ではジャズ・スタンダードとして演奏され続けている。
ワーナーのミュージカル『ショーについてOn with the Show』で歌われる。ミュージカルでは、先述したようにエセル・ウォーターズが歌い、彼女のブルース・シンガーに期待されるような声じゃなくてスイートな声は、白人の観客に大いに受けた。またこの曲はブルースではないが「ある種の憂鬱を歌った曲」 (Furia & Lasser 2006, 69)であり、伝統的なブルースのスタイルから影響を受けたポピュラーソングと言える。
録音
わたしとしてはやはりエセル・ウォーターズの録音が好み。重くなくてずっと聴ける。それとホーギー・カーマイケルの録音もとっても好き。スコットランドのマヌーシュ・ジャズ・バンドRose Roomの録音はちょっと重いんだけど美しい。Smoking Time Jazz Clubはニューオーリンズ・ジャズのスタイルで録音している。こうしたスタイルの先駆としてはKid Oryを挙げることができる。
参考文献
Furia, Phillip & Lasser, Michael. (2006). America’s songs: The stories behind the songs of Broadway, Hollywood, and Tin Pan Alley. London: Taylor and Francis.
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