イチモジアプリ を作ることで広がる世界の話
イチモジアプリとは、機能が1つしかない漢字1文字で表現できるアプリです。
例えば、
というアプリや、
というアプリが代表作です。どんなアプリかはこちらから利用することができます。
このイチモジアプリのポイントは、
・いかに身近な漢字を使用し、親みとインパクトのあるデザインにするか
・課題を発見し、それをいかにシンプルな仕組みで解決しようとしているか
誰が使うものかを明確にし、仕組みをシンプルにすることで、本当に簡単な仕組みでも使うことのできるものを目指します。
今回は特に、このイチモジアプリの制作を行ってきて感じたことをまとめます。
感じたこと① 身の回りの漢字を意識するようになる。
この効果が一番大きいです。
一度、イチモジアプリをデザインし開発することを経験すると、身の回りの漢字に目を向けることが多くなります。
あれ?この漢字、こんなアプリできるんじゃない?
という感じです。これって、漢字に興味を持つことと同時に、その漢字から想像できる、何かしらの解決したい困ったことを瞬時に考え、それをよりシンプルな機能に落とし込むという結構頭を使う作業を、日常の中で行うことができます。
こどもたちがが漢字練習をするときも、アプリのことを考えて練習してしまいそうですが、今日のご飯何かなーって考えながら、漢字練習するよりも、この字でどんなアプリができるかなーって考えた方がまだいいかなと思います。
感じたこと② シンプルにすればするほど、面白い。作りやすい。
新しいサービスを考えるときに、よくやってしまうことは機能と機能の足し算です。このアプリとこのアプリが合わさったら便利だとかで、機能を増やすことを考えてしまいがちです。イチモジアプリは、いかに機能を制限するか、つまりは引き算をいかにするかがポイントです。
あれもこれも、、、、と欲張るのではなく、よりわかりやすくシンプルなデザインにし、説明がいらなくても使えることを目指します。
先ほどの蚊のアプリの画面はこれです。
感じたこと③ 機能を考えてみる
アプリのアイデア出しができたら、実際に作ります。
作るのは、スクーミーが用意しているアプリのテンプレート(Glideというパソコンにプログラミング言語を書かずにアプリを作ることのできる環境)を使うことで、書いてある日本語を変更したり、動かしたりするだけですぐ作ることができます。以下現在用意されているテンプレートです
個人が管理する
・記録アプリ:入力したものを、記録させる
・表示アプリ:準備したものを表示させる
共有して使う
・集計アプリ:入力したものを、記録する
・投稿アプリ:投稿したものを、表示させる
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