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031自然教室取材2日目

卒業アルバムと学校写真のエキスパート 田賀谷浩です。2泊3日の取材の中日となりました。

昨夜のキャンプファイヤーではマイムマイムにアンコールがかかるなど、大変盛り上がった会になりました。こういう姿を見るに、気心あった馴染みの仲間たちと大騒ぎして気分を昂め、より一体感を強くしていくという体験は学校の宿泊学習という環境でないと成し得ないものだなと思い、あらためて大人の役割は子供に経験の場を与える事だと確信の度が高まりました。

今日は磯で自然観察の後にサンドスキー。無邪気に何度も砂と戯れるのもこの年代ならでは。見ていても楽しいものです。

さて自然教室の同行は、今回同時参加の他校の業者も含め大概は学校のバスに同乗している方が多いのですが、私の場合は自宅から現場まで、基本自分の車で来ています。父親の代からそうだったと言えばそれまでですが、そうしたい理由が幾つかあるからで。
一番大きな理由は前後に別のスケジュールを挟みやすい事。初日の午前に別取材をしてから合流したり、最終日の主要取材を済ませてから次の取材をしたり出来ます。かつては月〜水と水〜金の連続取材をしたり、千葉から山梨そして千葉と3連続で渡り歩いたり。
同じくらい大きな理由は取材と取材の合間に自由時間が持てる事。ハイキングの後に温泉に入ったり、間食を摂ったりと気晴らしが可能。

そして時々ではあるけれど、学校の融通を効かせる事が出来る事もあって、今回はそれが活きる事に。
かつてはハイキングの折に別の下山口から降りてしまった迷子の数名を拾いに行った事もあるし、現場から怪我をした子と養護教諭を診療所まで連れて行ったり、切らしてしまった消耗品を購入に街まで出向いた事も数知れず。

今回はサンドスキーが終わって宿泊施設へ戻ろうかという矢先に、学年担任が砂山で落とし物を探したいがバスは遅れずに出発させたいので自分だけ車に乗せてくれないか との事。お安い御用は言うまでもありません。

集団行動のスケジュールに大きな影響を与える事なくサポートしてあげられるのも、当事者ながら部外者の立場でもある我々の職務のうちかなと。
経費としては公費負担のバス同乗なら無料で済むところではありますが、それには換えられないメリットもあるのです。


今回は幸い気候にも恵まれて予定の活動を過ごして地元に戻れそうです。何より。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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