時代に合わせたネットリテラシー講座を創る_スクールガーディアンのあの人この人#2
アディッシュ株式会社 スクールガーディアン事業部で働くスタッフにインタビューする本企画。メールで目にする「あの人」や、講演でやってきた「この人」が、どんな思いでスクールガーディアンの仕事をしているのか。その「思い」にフォーカスしてインタビューを行いました。心の内を少しでも知っていただき、より相談しやすい、身近な存在に感じていただけますように。
第二弾 スクールガーディアン事業部
営業担当 小川景子
本当のところは、海獣（ジュゴン、セイウチ、シャチ）を見ること
ジブリ（トトロ）グッズをあつめること、がとても好き）
ー小川さんといえば、「動画で学ぶネットリテラシー講座」の生みの親ですね。このサービスの誕生秘話を教えてください。
コロナ禍の2021年初め頃に、スクールガーディアンご契約校の先生とのお打ち合わせでいただいたご相談がきっかけでした。まだ大人数を集めてのネットリテラシー講座の実施が難しく、今までの講演を単純に動画に置き換えたものを各教室で試聴してもらう、という形式が主流になってきた頃のことです。4、50分の動画を受動的に観るのはなかなか集中力が持たないから、もっと細切れにできないか、というお話でした。
ー案外、今までやってこなかったスタイルですね。
そうなんです。トピックごとに区切った10分程度の動画であれば、「黙食」の給食中流すこともできる、ということも伺って、「これだ！」と思いました。
ーそこから企画が始まり、「動画で学ぶネットリテラシー講座」が生まれたのですね。
はい。DVDなどの買い切り教材だと、ICTまわりの流行の変化にも対応しにくいことから、URLでの提供にしてみたり、モニター校を募集して、プロトタイプ版に意見をもらって最終版に反映するなどしていきました。生徒の皆さんからも、先生方からも率直なご意見をいただき、心が折れそうになりながらも（笑）良いものを作りたい思いで向き合いました。
ー小川さんは、打たれ強いというか、真摯にフィードバックに向き合っているという印象があります。だから先生方からいろいろとお声をいただけるんでしょうかね。
「そうやれば使ってもらえるんだな！」と思うと、「だったらやったほうがいいかな」という気持ちになるんです。先生方からのお声といえば、学校にお伺いした際に、「小川さんに教えてあげようと思って！」と、ネットリテラシー講座で使えそうなネタを教えてくださった、ということもありました。ありがたいですね。
ーその関係性は素敵ですね！さて、「動画で学ぶネットリテラシー講座」は、2年目の今年、少しリニューアルもしましたね。リニューアルのポイントについて教えてください。
10分の動画は、各担任の先生の裁量で好きな時間に好きなように観れることがメリットでもありましたが、担任の先生の関心度、力量によって、活用度合いに差が生まれてしまうのが課題でした。「先生に向けたガイドがあるといいかも」とのフィードバックをいただき、今年度は、先生向けに、模範回答とポイントを記載したワークシートを追加することにしました。
ーなるほど。使い勝手がアップしていそうです。小川さんは、「動画で学ぶネットリテラシー講座」の生みの親でもありますし、結構積極的にこの講座をご案内されている印象ですが、先生方の反応はいかがですか？
ご案内は、学校に伺うたびに毎回欠かさずしています！！！
対面で行う講演の効果を定着させるためにも有効であると考えているので、そのようなご利用方法もご提案しています。
「全学年で55,000円（税込）ということは、中高一貫校であれば、１学年1万円もいらないのね！」とのお声もあり、今まで届けられなかったところにも届けられているという実感があります。
ーそれは嬉しいですね。最後に、先生方にお伝えしたいことはありますか？
ご不満でもお困りごとでも、何かあれば聞かせていただきたいです。教えていただきたい。
先生が日々対面していることは、やはりこちらからはわからないし、どんなトラブルに対処されているかというのも参考になります。
もしかしたら、「動画で学ぶネットリテラシー講座」が生まれたときのように、何か私たちにできることがあるかもしれないですし。勉強させてください！！！と言いたいです。
小川へのインタビューは以上です。いかがでしたでしょうか？
「動画で学ぶネットリテラシー講座」の宣伝のようにもなってしまいましたが、先生方のお声を社に持ち帰って粘り強く形にしていく、小川の頑張りが少しでも伝わりましたら幸いです。
「動画で学ぶネットリテラシー講座」についても、ご興味のある学校様がいらっしゃいましたらお気軽にお声がけください。その他のお困りごとなども、どうぞお気軽にご相談くださいね！