『一般人間学』の骨組み
■ 『一般人間学』を概観する
ルドルフ・シュタイナーが人間を観る際には、二つの視点を用いる。
・四構成要素(物質体、エーテル体、アストラル体、自我)の視点
・三層構造(思考、感情、意志)の視点
教育の概要について語る際にも、これら二つの視点が可能で、それぞれの立場から講演している。
・四構成要素 → 『霊学の観点からの子どもの教育』
・三層構造 → 『一般人間学』
このように『一般人間学』では、主に人間の三層構造の観点からの教育的知見が述べられている。そして、ルドルフ・シュタイナー自身が語っているように、この三層構造を魂、霊、体の三つの領域で特徴付けている。したがって、全体の主な内容を3×3=9 の項目で整理することができる。
その記入例を挙げておく。(画質は落としてあるのでプリント・アウトしてもわかりにくいはず)。上のフォームに各自で描き写し、さらに加筆することをお薦めする。