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目の色が変わる瞬間。

「やる気スイッチ」という言葉を発明した人、天才すぎない?と思っている。

やる気って、昨日のわたしみたいに、なんだか突然湧いてくる。どういう訳か、心が燃える感覚がある。


調べてみると、この言葉は学習塾「スクールIE」などを運営する企業の創業者・松田正男氏の口癖だったそうだ。「子どものやる気スイッチを入れる」とよく言っていたという。

なるほどなぁ。

きっと松田さんは、子どもの目の色が変わる瞬間を、何度も見てきたのだろう。すごい職業だ、塾の先生って。


で、なんでやる気スイッチについて考えているのかというと。

スイッチがどこにあって、さらに押す感覚を覚えておけば、これから毎回自分で押せるようになるのでは?と思ったから。

いやはや、でもそれを見つけるのって、かなり難しいと思う。見つけても、押し続けるのは、もっと難しいだろう。


では、すごい人たちはどうやって「やる気スイッチ」を維持しているのだろう。

昨日、古賀史健さんのnoteを読んでいて「あ、こういうことなのかなぁ」と思ったので、引用。

でも、自分がこころから「よっしゃ!」と思えるような、そしてたとえ少なかったとしても信頼するあの人やあの人から「これはいいね」と言われるような「いい仕事」ができると、5年前のことがちゃんと過去になってくれるんですよね。そうやってどんどん「いい仕事」を重ねていくと、過去がどんどん過去になる。

過去がどんどん過去になる。より

「『いい仕事』を重ねていくと、過去がどんどん過去になる」という言葉に、ハッとした。そうか、重ねるんだ!と気がついた瞬間。

やる気スイッチは、押し続けるものじゃない。ずっと同じ力で押し続けると、指も痛くなるし(そういう問題?)。


確かに、「いい仕事」ができた!と思ったときって、苦しかったことや悔しかったことが、すべて昇華される感覚がある。思い出が美化されるということなのだろうか。

でも、それもひっくるめて「いい仕事」だったのだから、美化しても良いと思う。それが、次のやる気スイッチを探す原動力に、きっとなる。

自分で自分の目の色は見られないけれど、「あ、今変わったな」という感覚は覚えておきたい。


最近、自分の仕事について色々と考える機会が多くなってきた。良い機会だし、もっともっと深く考えたい。

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