えりか

🇨🇭と🇯🇵

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「大人の学び直し」に効く一冊。

「粘り強く続けた者だけが成功する」「諦めたら終わり」――。 だれもがこの言葉に一度は心を動かされ、行動した経験があるのではないでしょうか。 それでも毎日生きていたら、嫌なことや辛いことは必ず起こります。 そして壁にぶち当たると、こう思うはず。 「自分はなんてダメ人間なんだ」 「みんなは頑張って成功しているのに」 でもそれは、あなたがダメなのではない。 まだ自分の心をコントロールする方法を知らないだけなんだと思います。 そう思えたのは、『勉強が面白くなる瞬間』(ダイヤモン

    • 自分は何ができるのか?と書籍『ピッツァ職人』を手に取ったら、キャリアの悩みに光が差した話

      今、自分のキャリアについて悩んでいる。 社会人になって、ちょうど10年目。とはいえ、ずっと働いていたわけではない。数えてみると、仕事に就いていたのは、10年のうち5年だけ。ザックリ言うと、音楽教員として働いた後、ライターの活動を始めて今に至る。その他の5年は留学・結婚・出産・子育てをしていたら、いつの間にか過ぎていた。(ブログは趣味の範囲で書いていたけれど) だからなのか。「自分って、何ができるんだっけ?」みたいな問題にぶつかっている。 「そもそも興味・関心が色んな方向

      • なんで外国ではウキウキしながら雑草を撮るんだろう

        矢車菊、という花の名前を聞いたことがあるだろうか。 私は植物にうとく、「あーあの花ね」とピンと来なかった。「菊」というくらいだから、黄色か白かな?と思っていたが、実は青なのだ。(今日のサムネイル画像が矢車菊) なぜそんな話をしているのかというと、今度「矢車菊」という曲をコンサートで歌うことになったのだ。 リヒャルト・シュトラウスというドイツの人が作曲した歌曲集『乙女の花』の中の1曲だ。本当は今日、この曲についてnoteを書こうと思っていたのだが、終わってみるとまったく違

        • 色んな切り口から見つめる「締切」

          小説新潮2月号の「世界は締切でできている」。 たまたまXで流れてきたポストを見て「おっ」と思ったので、次の日に購入した。 「世界は締切でできている」のコピーが響いたのか?(ちょうど関わっている案件の校了が終わったところだった)それとも、年末に買った「〆切手帳」で締切を意識しつつ生活しているからなのか? いずれにせよ、今の私に「締切」という言葉は結構響くらしい。 にしても『小説新潮』を初めて買った。というか、こうした月刊小説誌なるものを、初めて買った。普段は小説というよ

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        「大人の学び直し」に効く一冊。

          ブロッコリーから学んだ、存在し続けることの意味

          この週末、気になるニュースを見かけた。 ブロッコリーが、重要な野菜へ〝昇格〟するらしい。 この見出しを見て、まず「野菜に地位があるの!?」と思った。恥ずかしながら、「指定野菜」という言葉を聞いたこともなかった。離乳食の時に、栄養に関するページをちゃんと読んだと思うけれど、そんなの書いてたっけ? 気になったので調べてみると、こういうことらしい。 なるほど。日常使いの野菜が選ばれているということか。確かに指定野菜の一覧を見てみると、トマト・にんじん・馬鈴薯(ジャガイモ)な

          ブロッコリーから学んだ、存在し続けることの意味

          スイス人に言われて驚いたこと

          「日本って、ミステリアスな国だよね」と、スイス人に言われたことがある。 当時、スイスに住みはじめて間もない頃だった。「えっ」と驚き、思わず「ミステリアス???どこが??」と聞き返した。どうやら神秘的な意味で言ったようだ。 「ここからずーっと東だし、島国でしょ。しかも大きいから」と言われ、「ほぅ」となった。「日本が…大きい???」 地球儀をクルクルと回しながら、いつも「日本って、小さいなぁ」と思っていた。でも、スイスから見ると、日本は結構大きい国らしい。 そこで単純に数

          スイス人に言われて驚いたこと

          「考える」をやめないように

          最近よく「考える」について、考えている。 小学校4年生の時の国語の授業で、こんな課題があった。 「国語辞典で『思う』を調べてみましょう」 一斉に辞典を開いて、言葉を探す。 「辞書には『考える』という言葉が使われていますね。では『考える』の項目には何が書かれているでしょうか?」 また、辞書をから単語を見つけ出す。 小学生向けに使われていた辞書だからか、そこには「あることについて、思いをめぐらす」のようなことが書かれていた。(今辞書で調べてみると、しっかりと「思う」と「考

          「考える」をやめないように

          突然「ちがう世界」に行った感覚は、何年経っても覚えている

          リヒャルト・シュトラウスという、ドイツの作曲家がいる。 わたしはオペラを勉強するために大学院まで行っていたのだけれど、この作曲家の良さが全然わからなかった。 シュトラウスはモーツァルトやベートーヴェンほど有名ではないにしろ、クラシック界隈では有名な人だ。しかも、絶大な人気を誇っている。 有名なところで言えば、交響詩「ツァラトゥストラかく語りき」がCMにも使われている。 ターーーーターーーーチャチャーン ターーーーーーーーーターーーーーーーーーチャチャーーーーーーン

          突然「ちがう世界」に行った感覚は、何年経っても覚えている

          万年筆デビューしたら、なんか大人の階段登った気がした

          最初に言っておくが、わたしは34歳だ。 「若いな〜」と思う人もいるだろうし「おばさん…」と思う人もいるだろう。「同年代だ」と、親近感を持ってくれた人もいるかもしれない。 それぞれ大人の定義はあるのは重々承知なのだけれど、このnoteでは成人式を終えた人たちを大人としたい。 でも、成人式を経験した〝大人〟たちは「成人って、もっともっと大人だと思ってた」と言う。わたしも「20歳は大人と思ってたけど、全然そんなことないなー(オッパッピー)」くらいのテンションで生きていた。

          万年筆デビューしたら、なんか大人の階段登った気がした

          来年の手帳、どれにしようかな

          2024年に使う手帳を、選んでいる。 でも手帳を選ぶのが、なんでこんなに難しいんだろうか。10月に入ってからずっと悩んでいる。なかなか決められない。 だって、「1年間付き合う相棒」になるのだから、できるだけ失敗はしたくない。そういえば自分、今年の1月に書いたnoteにも「相棒」と書いている。 そうなんだよなぁ。手帳って、相棒なんだよ。自分の脳みそでは覚えきれない予定を、一手に引き受けてくれている貴重な存在。だって1カ月先の予定なんて、本当に覚えられない。 何気なくペラ

          来年の手帳、どれにしようかな

          日記を書くと。

          今日は「日記」ついて想いを巡らせる日だった。 というのも、このインタビューを読んだからだ。 古賀史健さんの大ファンであるわたしは、『さみしい夜にはペンを持て』をもちろん買ったし、もちろん読んだ。そして、日記もつけはじめた。 が!わりとすぐに挫折してしまった。 ーー以下、言い訳ですーー 「よーし、日記つけるぞー!」と燃えていた頃、ちょうどこの質問・回答がTwitterでバズっていたのだ。 ↑ここで紹介されていたのは、1カ月間、見開きのノートに自分がピンと来た言葉を書き

          日記を書くと。

          目の色が変わる瞬間。

          「やる気スイッチ」という言葉を発明した人、天才すぎない?と思っている。 やる気って、昨日のわたしみたいに、なんだか突然湧いてくる。どういう訳か、心が燃える感覚がある。 調べてみると、この言葉は学習塾「スクールIE」などを運営する企業の創業者・松田正男氏の口癖だったそうだ。「子どものやる気スイッチを入れる」とよく言っていたという。 なるほどなぁ。 きっと松田さんは、子どもの目の色が変わる瞬間を、何度も見てきたのだろう。すごい職業だ、塾の先生って。 で、なんでやる気スイ

          目の色が変わる瞬間。

          自分を変えたい期に突入したので、noteを書く。

          今、猛烈に「自分を変えたい期」に突入している。 「変わりたい」とずっと願い続けてはいたものの。わたしの場合、「いつか変わるだろう」と待ってしまうことに気がついた。 自分が変わるなら、自分が動くしかないのに、自分が動かないという。なんとも矛盾している。 そう、だから、無理矢理にでも「自分を変えたい」と思った今が、チャンスなのだ。 でも、後から自分で「勢いで言ってただけじゃない?」と不安にならないよう、今日はnoteを書いておこうと思う。 そもそも、なぜそんなに自分を変

          自分を変えたい期に突入したので、noteを書く。

          スイス来たな〜と思ったこと。

          スイスに来て4日目(残り約36日)。 今日は2年ぶりに、公共交通機関を利用した。 バスと電車と、それからトラム。 まずはバスに乗ったのだけど、終点に着いてドアを開ける時に、運転手さんが 「みんなありがとね〜。良い1日をね〜」 と、広いバスの中に響き渡る大きな声で挨拶をしていた。 すると乗客が口々に 「ありがとー」「あなたもねぇ〜」 と、割と大きい声で返していた。 2年ぶりにこの光景を目の当たりにして「あぁ、スイス来たんだな〜」と思ったのでした。明るくて、心地よい挨拶に

          スイス来たな〜と思ったこと。

          スイスで書く日記。

          今、スイスでnoteを書いている。 夫の帰省と、昨年産まれた息子の初訪問を兼ねてやってきた。 日本との時差は、7時間。スイスの方が7時間遅い。noteを書いている今は夜だけれど、日本は朝方。 到着してまだ3日目だが、日本の深夜時間になると、突然眠気に襲われる。でも今は大丈夫。日本が朝だからかな。 そして私は2021年に日本へ帰国して以来、2年ぶりにスイスへ来た。相変わらず、こちらの時間はゆっくりと流れているような気がする。日が暮れるのが遅いからだ。多分。 ちなみに今

          スイスで書く日記。

          「量か質か問題」の先に、見えたもの

          3月の目標は「とにかくやってみる!」だった。 noteの投稿を見ていると、3月は15記事を更新していたみたいだ。「結果的に週日更新できたら理想」とは思っていたが、普通に飛び飛びの更新となった。 さて。1月から3月までの3か月間、いろんなnoteを書いてみた結果、やりたいことがなんとなく見えてきた。今日はそれについて書きたい。 * ちょうど1か月前のわたしは、量か質かの問題で悩んでいた。 このnoteで出した結論は、「とにかくやってみる!」。 (余談。目標を立てた時は

          「量か質か問題」の先に、見えたもの