マガジンのカバー画像

写真について

30
運営しているクリエイター

#わたしの旅行記

カレル橋を渡る

前回の投稿に「今回の旅では、初めてヴルタヴァ川右岸に宿泊した」と書きましたが、そのホテルはカレル橋(Karlův most)から徒歩3分ほどの場所に位置していました。その結果、滞在期間中は毎日カレル橋やその北と南に横たわる橋を渡ることになりました。訪れたい場所が反対岸(旧市街側)にあったからですが、それよりも欠かせない理由は、美味しいパン屋さんが左岸にあったからです。毎日夕方になると橋を渡り、夕食のパンを買いに行っていたのです。 ドイツにはAbendbrot(パン中心の簡単

ヴルタヴァ川左岸

今日はヴルタヴァ川左岸、Malá StranaとHradčanyと呼ばれるで撮影した写真を投稿します。

プラハでFlexaretを買う

1. プラハ今年(2019年)2月、週末を利用してプラハに行くことになりました。 東京にいた頃は、仕事の合間を縫い、年に2回、3回と、たとえ数日間の短い休暇でも長時間飛行の労を惜しまず頻繁に訪れていたプラハ。それほど熱を上げていたプラハですが、ドイツに移住して以来、とんとご無沙汰していました。今回のプラハは、なんと、10年ぶり。ドイツに移住して以来、時間に余裕を持って旅行することができるようになったので、例えばピレネー山中の町とか、グレートブリテン島の最北端とか、たっぷり時間

Aschaffenburg

今年は9月以降もなかなか気温が下がらなかった中部ドイツ。しかし、先週末ひと雨降って最高気温が一気に10℃以上下りました。今週末からいよいよ秋らしく雨天が続く予報が出たため、一昨日の晴天が広がった日に日帰り旅行に出かけました。行き先はアシャッフェンブルク(Aschaffenburug)。バイエルン州に属する街です。 アシャッフェンブルクと言えば、ドイツ中部独特の薔薇色をした石で建てられた壮麗な城(Schloss Johannisburg)。内部は美術館になっています。実はこの

Leicaで撮るヴェッツラー

Leitz-Park Ernst Leitz Hotel Ernst Leitz Museum

Weimar

今日、ふとしたことで手にしたCandida Höferの写真集『Weimar』。彼女の写真集は何冊か持っていますが、各国の図書館の写真を集めた『Library』と並び、この『Weimar』は一番好きな写真集です。何度も見返しているので、既にカバーがヨレヨレ。 2件目の写真は、この写真集に収められている『Goethe-Nationalmuseum Weimar II』という写真です。この写真を見て私はどうしてもこの場所へ行きたくなり、何年か前にWeimarまで足を伸ばしたこと

Ulm

すでに約2年も前のことになりますが、2022年7月最後の週、ウルム(Ulm)というバーデン=ビュルテンベルク州にあるドナウ川沿いの中規模都市(日本の感覚からすると、小さな街)へ行きました。川を渡ればバイエルン州です。ここには教会建築の中では未だに世界で一番高いと言われれる塔を戴く大聖堂(Münster)があります。この「世界で一番高い」とは一体どのくらいの高さなのか、一度は自分の目で見てみたいと以前から思っていました。この頃はまだコロナウィルスの感染拡大傾向が安定しておらず、

Siena

夫にとっては母親代わり、私にとっては欧州の母である夫の遠縁の叔母が住むイタリアへ8日間ほど行ってきました。3月末のことです。叔母が住むのはフィレンツェですが、今回はその前にシエナに滞在しました。今日はその時撮影した写真を何件か選んで投稿しようと思います。 ギムナジウムの旅行で初めてイタリアに行って以来その魅力に取り憑かれ、その後何十年間にもわたり数えきれないほどイタリアを訪れている夫に「イタリアで最も美しい街」と言わせるシエナ。「シエナ」というその街の名からして、私には美し

Wien

4月下旬…と言っても、つい先週のことですが、週末、ウィーンへ行きました。以下はその時に撮影した写真です。