
私が購入した色彩の書籍紹介(3)
※この記事は2024年9月18日を執筆しています。
引き続き、私が購入した色彩心理の書籍の中から良いと思ったものを2つ紹介いたします。因みに案件ではありません。今回はポーポー・ポロダクションさんの書籍になります。
まずは、ポーポー・ポロダクションさんの紹介
ポーポー・ポロダクション
http://www.paw-p.com/abouts.htmlより一部抜粋
「人の心を動かすようなおもしろくて楽しい良質なものを作ろう」をポリシーに、遊び心を込めた企画を考え、書籍などを書かれている企画事務所です。
色彩心理や心理学系、デザインの書籍を執筆したり、セミナーも開催したりしています。
何といっても、動物をモチーフにしたユニークなキャラクター(人間をモチーフにしたキャラクターもいます)が特徴的かつ印象に残りやすいです。
色彩や心理学について学べられるかつ、イラストやデザイン、漫画などが活用されているので、活字だけの本に抵抗がある人でも楽しく読みやすいような本を手掛けています。
ポーポー・ポロダクションさんのnote
色と性格の心理学
こちらは、色ごとの性格を表しているだけでなく、「色で人の性格を見抜く」、「色で自分を変える」といった項目があり、実用的かつイラストを使って論理的に説明していることが特徴です。
色ごとに性格分析として、基本的な性格、人間関係、恋愛面、仕事面、健康面での特徴がわかりやすく書かれています。
更に、色ごとに性格を表しつつ動物をモチーフにした色神(シキガミ)といったキャラクターがあり、個人的に非常に魅入っています。各色ごとに1キャラですが、赤、白、黒は2キャラずつ、ピンクと青は系統が2種類あるため、それぞれ1キャラずついます。
また、嫌いな色の心理について書かれていたり、色から読み取れる心理効果について書かれているので、色彩心理の基礎と応用をユニークな作風で学びながら読める一冊です。
もしかしたら、キャラクターのイメージカラーとかを決めるのに参考になるかもしれません。
【取り扱う色】※性格を表すキーワードは割愛
色に18色ですが、厳密に言うとピンクと青はそれぞれ2つに分けているので20色です。
・赤
・ピンク(濃いピンク、淡いピンク)
・橙
・黄色
・黄緑
・緑
・青緑
・青(鮮やかな青、深く冴えた青)
・水色
・紺
・紫
・赤紫
・藤色
・白
・黒
・茶色
・グレイ
・金
決定版 色彩心理図鑑: 隠された色の力を知る・使う
こちらは、「色と性格の心理学」で取り扱っていた色彩心理の内容に、生理学的要素や文化的要素、商業的要素が加わったものとなっており、日常的な「生活」や「ビジネス」に関する情報だけでなく、「歴史」や「海外」と言った観点からの情報が詰まっています。
心理学だけでなく、色が見える仕組みの情報も記載されているので生理学としての情報というのも、記載されていているので、色というテーマで語られている一冊といってもいいでしょう。
この本のテーマとしては「隠された色の力を知る・使う」なので、色の正しい知識を蓄えられるだけだなく、実際に色を使う(活用する)ことを想定して作られたような気がします。
【取り扱う色】※性格を表すキーワードは割愛
色は24色で「色と性格の心理学」で紹介されたピンクと青をそれぞれ2つに分けて紹介されており、銀も追加されています。
・赤
・(淡い)ピンク
・(濃い)ピンク
・橙
・黄色
・黄緑
・緑
・青緑
・青(シアン)
・青(ウルトラマリン)
・水色
・紺
・紫
・赤紫
・藤色
・白
・黒
・グレイ
・茶色
・金
・銀
新書の紹介
本当の性格がわかる 未来が変わる 色でよみとく心理学: 2番目に好きな色から「自分らしさ」が見えてくる!
冒頭で2つ紹介すると申し上げましたが、実はもう1つ紹介したい書籍がございまして、というのも記事を書いている時点ではその書籍発売されていません。
というのも、9月19日に発売される、上述した「色と性格の心理学」のパワーアップバージョンの新書の紹介をしたいと思いました。
この新書のみどころは本書では1色だけでなく、「2つの好きな色」から
よりくわしい性格をよみとくこと。いわゆる「色と色の組み合わせ」です。「1番好きな色」に加え、「2番目に好きな色」といった観点で自分らしさを内省する。といったところですね。
ポーポー・ポロダクションさんの調査や研究の成果をもとに、色彩心理を更に深掘りされたとのことで、著したものになりそうです。
他にも、「色の好みに影響を与えるもの」や「暖色、寒色、中性色と性格の関係」など、色同士の関連性について解説されているようです。
取り扱っている色に関しては、「ピンク」を「濃い」「淡い」、「青」を「明るい」「深い」に分け、別の色として紹介しています。
そして、新たに「ベージュ」「ワインレッド」「ミントグリーン」が仲間入り。
購入かつ拝読した際は、どこかのタイミングで本を読んだ感想を記事にしようと思っています。