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延命措置と胃ろうと気管切開

延命措置と胃ろうと気管切開


2015年に書いた決意です。


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《喉の異常が徐々に悪化》

・概要

私の病気【脊髄小脳変性症】は、喉の異常が徐々に悪化して、

(1)飲食が困難になる
(2)呼吸困難になる

そうです。


・胃瘻

(1)に対処するには、【胃瘻】があります。

これは胃に穴を開けて、流動食を流し込む方法です。

もし、胃瘻をしないとどうなるでしょう?

私の想像ですが、餓死するまでの期間、空腹と戦う日々です。

調べたら、人間は何も食べないと一ヶ月くらいで死亡するそうです。

ということは、胃瘻をしないと、餓死するまでの一ヶ月を空腹と戦うわけですね。私には耐えられません。


・気管切開

(2)に対処するには、【気管切開】があります。

これは、喉に穴を開けて、そこから呼吸する方法です。

もし、気管切開をしないとどうなるでしょう?

私の想像ですが、窒息死するまでの期間、呼吸の苦しさと戦う日々です。

脊髄小脳変性症は、急激には悪化しません。

おそらく何年にも渡って、少しずつ息苦しさが増していって、窒息死するのでしょう。

私には耐えられません。


《私の【延命措置】》

以上を踏まえ、私は、いわゆる【延命措置】を含めた晩年について、以下のように考えております。

(1)危篤に陥った場合

延命措置を希望しません。


(2)胃瘻

広い意味で延命措置と考えておりますが、(1)とは異なります。口から食べられなくなっても、意識があれば、胃瘻を希望します。胃瘻をしないで餓死するのを待つのは苦し過ぎます。



(3)気管切開

これも広い意味で延命措置と考えておりますが、(1)とは異なります。気管切開をしないで、窒息死するのを待つのは苦し過ぎます。



(4)遺漏と気管切開後の生活

意識があれば、積極的に遺漏と気管切開をして、小説執筆や作詞・作曲を始めとする創作活動の毎日を過ごします。





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