映画版『FNaF(ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ)』見たけど良いじゃないですか!?むしろスナオなB級路線にまとめてくれたことを歓迎するっ!
海外ホラーゲーム好きな私としては、
遅れ馳せた感満載なタイミングのハナシで恐縮、
このたび、映画版の『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』を見ましたよ。
「いまいち」という方もいらっしゃるようですが、えっ?いいじゃないですか!
それとも、厳しい評価の人は、
「ゲームの世界観にもっと忠実にやってほしかった」ということでしょうかね?でも、それって考えてみてくださいな、
もとのゲームに忠実すぎると、
主人公はひたすら一人、
舞台もひたすら一部屋、
監視カメラの映像がもっぱらの絵面ってことになる、
さすがにそれは映画でやるのはムリでは?!w
そもそもこのゲーム、何度も何度も映画化企画がポシャッて、ようやく2023年に映画が完成したといういわくつき。
数多くの監督やシナリオライターを「このゲーム設定のままじゃ映画になんねえ、、、どうすべきかな?」と悩ませて挫折させた末の、この形態と考えると、良いのではないでしょうか?
それがよしんば、
超スナオなB級ホラー映画路線、という選択であっても、、、!
すなわち、
トラウマを抱えている主人公と、反抗的な少女、そしておバカな泥棒集団という、かんっぺきにB級ホラー映画のステレオタイプなキャラクターが人間側に揃ったという結果であってもだ(あ、もちろん、「なんだあこの建物はあ?へへへ誰もいねえみてえだな?なにか金目のもんないかなあ?おいお前ら金目のもんを探しに入ってこい!」と侵入した四人組の泥棒は、フレディーたちの能力紹介ついでに前半でサバサバ惨殺されてしまう役回りねw)。
だってよお、私に言わせて貰えば、
『FNaF』の映画化って言ったら、フレディーたちあのモンスターロボットがヌルヌルと動いてくれれば嬉しいわけですよ!そしてそれをいうなら、本作、フレディたちモンスターロボットを、CGではなく、ちゃんとアニマトロニクスで撮影してくれてるところ、私には大満足ですよ。
ホラーゲームの映画化なんぞ、こーいうのでいいんですよ、こーいうので!
ところで本作、無事に続編の企画が進んでいるそうですね。続編もぜひ、この調子で、余計なことは狙わずにスナオなB級路線を走っていただきたい!
と、褒めたのも、そもそも原作のゲームが名作すぎる点があってのこと。『FNaF』は、やはり、ゲームとして震え上がりながら遊ぶものでは、あります!