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生成AIに「TOEIC難読単語を入れたSFホラーなシチュエーションを英作文して!」とお願いしたらこんなオバカなB級世界観にされた件#001


「むむむ?・・・なにこのタイトル?ヤシロくんめ、また何か新しい企画を思いついちゃったのね?」

ハイ!思いついてしまいました!シリーズ化を想定して、以下のマガジンも立ち上げておきました!

私がSFホラー好きであることは常に公言してきたところですが、

実は私、TOEICのスコアアップを目指している、という背景もありまして。

で最近、いろいろなTOEIC必須単語の「暗記帳」の類の本を買ってみたのですが・・・

なんというか、TOEICの単語勉強用の本って、例文が「ビジネスのシチュエーション」ばっかりで、つまんないですよね??(まぁTOEICという試験の仕組み上、ビジネスシーンの英文が例文で多発するのは当然といえば当然なのですが・・・)

「TOEICの必須単語も、SFホラーのノリで暗記する方法はないかな?・・・そうだ!生成AIに、私が暗記対象としている単語をいくつか食わせて、『この単語を使って、SFホラーな雰囲気の英文を作ってください』とお願いしてみよう!」

と思い立ち。


さっそく、

【1】astronaut(宇宙飛行士)

「・・・という名詞を使ってSFホラーぽいシーンの英文を作れ」と生成AIにお願いしたら、こんな英文が出てきました。

Every astronaut knew the risks of space travel, but the unearthly horrors they encountered on the derelict spacecraft were beyond any training they had received.
(宇宙飛行士は皆、宇宙旅行のリスクを知っていたが、放棄された宇宙船で遭遇したこの世ならぬ恐怖は、受けた訓練を超えていた)

「は?え?ちょっと待ってよ!!何なのこのナンセンスな英文は?!しかも、、、このイラストは何なの?!わかった!あんた、ワザと生成AIにナンセンスな英文を作らせておいて、それをネタにしたイラストも描いて、私たちいつものキャラクターをSFホラーシチュエーションに放り込んで遊んでるんでしょ?!なにがTOEICの勉強だ!!

いえいえ!ちゃんとTOEICの勉強ですよ?生成AIが作ったこの英文を見てください!素晴らしいじゃないですか?ちゃんとastronautが入っている上に、unearthly horror なんていかにもSFホラーで使えそうな英語を教えてくれてる!とても勉強になりますよね!

「”unearthly horror”(この世ならざる恐怖)なんてTOEICに出るわけないでしょ!」

【2】nautical(航海上の)

じゃあ、私も少しはマジメに、英語の話、解説してもいいですか?

※私がギリシャ語・ラテン語好きでもあることをお忘れなく!↓

というわけで英語の語源話を少しやりますが、アストロノートの「naut」、これはギリシャ語でいう「船乗り」のことなのです。有名な「アルゴ探検隊」のことを、「アルゴノーツ」(Argonauts)なんていう時にも現れる通りですね。

というわけで、関連語としては、形容詞の、nautical(航海上の)なんてのがあります。

せっかくなので、英単語”nautical”でも、生成AIにSFホラーな例文を作ってもらいました!

↓↓↓

The nautical charts of the deep-sea research vessel led the crew to an uncharted region, where they encountered monstrous creatures from the abyss.
(深海研究船の航海図は乗組員を未知の領域へと導き、そこで彼らは深淵からの怪物に遭遇した)

「だ・か・ら!このイラストは何なのよ?!イラストはいらないでしょ!!何よこのイエローサブマリンみたいな貧相な乗り物は!!しかも何かデカい生き物がいる!!ここから出してー!!」

“from the abyss”てのも、TOEICに出てきそうな、要注意表現ですよね?

「そんなんTOEICに出ねえよ!」

【3】astronomer(天文学者)

astronautの”naut”について話をしたのなら、もうひとつ、

“astro”のほうについてもウンチクを話しましょうか?はい、こちらもギリシャ語(ないしラテン語)の「星」からきています。

星を航海する者だから、「アストロ・ノート」。

では星について研究する「天文学者」はとなると、やはりastroが先について、”astronomer”です。

これも生成AIにSFホラー化してもらいましょうか!

↓↓↓

The isolated observatory was the perfect place for the astronomer to work undisturbed, until she discovered the dark secret that the stars were hiding—a signal from an alien civilization bent on conquest.
(隔離された天文台は、天文学者が邪魔されずに仕事をするのに最適な場所だったが、星々が隠していた暗い秘密、すなわち征服を目論む異星文明からの信号を発見するまでのことだった)

「ていうか、イラストが作成されれば作成されるほど、私たち宇宙服キャラが続々と増えていくのはなんなの?・・・まぁ、あなたが自分の宇宙服フェチを隠さない堂々っぷりには感心するけど・・・」

、、、ええと、↑今のツッコミはスルーさせていただきまして、、、

この例文にも出てきていますが、「天文台」は、astronomical observatory、ないし、単に”observatory”です。これも覚えちゃいましょう!

「『天文台』なんて言葉も、TOEICに出るわけないでしょ!、、、ん?いや、、、待てよ、これは意外に出そうかも、、、失礼しました、、、」

【4】meteorologist (気象学者)

天文に関する「職業名」が複数出たついでに、「メテオ」という言葉が入っている職業名として、meteorologist も覚えておきましょうか。

これ、メテオなんていうから天文系の学者かと思いきや、なんと気象学者のことなんです。

せっかくなので、meteorologistを使って、生成AIにSFホラーな例文を作ってもらいました。

↓↓↓

The meteorologist warned the town of an incoming storm, but what he didn't know was that the storm was caused by a monster's approach. (気象学者は町に接近する嵐を警告したが、彼が知らなかったのは、その嵐が怪物の接近によって引き起こされたことだった)

すごい!生成AIが慣れてきたのか、やればやるほどB級映画系オバカテイストを強めてくれてる!嬉しい!

「TOEICって、なぜか『天気予報のラジオ放送』の聞き取り問題が大好きだから、これは確かに、『地元の気象学者によると…』とかで出てきそうな難単語ではあるけどね、、、でも後半の怪物の接近ってのはなんなの?ラドン?」

まとめ

「あのう、、、なんというか、、、あなたが最近、noteの自作イラストで、私たちに宇宙服を着せてたのは、、、この企画を練習してたのね?!なんて無駄な練習に人生の時間を使ってるの!?」

うるさいなあ、、、こうやってTOEICの難読単語を覚えていければ、悪いことではないでしょう?

というわけで、この企画、

生成AIに、TOEIC難読単語を使った「オバカなB級SFホラー」の英作文をしてもらうシリーズ、

またそのうち、、、第二弾をやります!

ナンセンス系のAI活用に興味のある方はぜひ、乞うご期待!

あ、いちおう、大学でギリシャ語とラテン語の初歩をやったことのある身としては、ちゃんとためになる英語語源ウンチクも交えていくつもりですので、語学好きの方もまたぜひ、遊びにきてくださいませ!

▼(後日追記)第二弾、作りました!▼


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