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週末に仕事のことを思い出してココロが沈んだ時に「効く」怪談が『怪談のシーハナ聞かせてよ』第二シーズン第16回に収録されてる!

怪談が精神衛生に効く。そんなこともあるようです。

私の場合ですが、

怪談番組『怪談のシーハナ聞かせてよ第弐章』の第16回に収録されている、

『明日は必ず』(語り手は牛抱せん夏さん)

という怪談が、とても効きました。ある月の残業時間が100時間にも迫ったものすごく苦しかった時の私に、とても効きました。

ネタバレしないように簡潔に紹介しますと、サカタさんという、人の頼みをなんでも聞いてどんどん仕事の負荷が高まっちゃうタイプの社員さんが、だんだんオフィスの怪異の原因になっていく、という話。

私に効いた、というのは、

1:サカタさんの生き方はまさに「私とそっくりだな」と思えたこと。私もサカタさんみたいになっちゃうタイプだ気をつけないといけない、、、

2:それもあり、人に頼られることが嬉しくて無理を重ねているうちにだんだん壊れていく、というサカタさんの運命に共感はできること

3:オチが秀逸。これは社員がウツで休職したりバックレたりする以上に会社にとっては悪夢のオチ、、、であるがゆえに、ちょっとカタルシスもある。

イヤラシイ感情ですけどね、どう聞いても、この怪談の舞台となっている会社がブラックぽいのでね、「怪異を喰らったと聞いても同情は湧かず」という視聴後感。

なんなら自分も、ブラック企業に追い詰められておかしくなったら、オカルト現象を起こして報復してやればよいのか、そう考えると元気が出てくるぞ、ヒヒヒ。

という、とりわけ日曜に仕事のことを考えてウツウツとしてしまうようなときに聞くべき怪談として、以下に収録の『明日は必ず』はおすすめ。怪談がサラリーマンの心の支えになる、なんてこともあるものなのだ。




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