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「『ジョーカーフォリアドゥ』は前作に熱狂した人々へのアンチとしてわざとこう作った」という謎のデジタルタトゥー戦略......ってそんなロジックに逃すかいッw!

※本記事内の参考文献URLおよび参考DVDのURLにはAmazonアフィリエイトリンクを貼らせて頂いております旨、あらかじめご了承ください

皆さん、こんにちは。ヤシロです。先週末から『ジョーカー2』の話題が続いててすいません。

ただ、、、どうにもそのう、、、この珍作、

やれやれ!週末だ!映画館で話題の映画でも見ようかな」と入ってきた観客に「お?まんまとジョーカー2を見にきたということは、お前らはきっと前作『ジョーカー1』に熱狂した連中だな?お前らに説教するための第二作を作ったぞ」といきなり上から目線でなぐりかかってくるこの怪作品、「観客とのすれ違い」という意味でもはや歴史的な珍事件と思うので、何度も話したくなってしまうんです。「いやいや、別に、映画館に来る人は『ジョーカー1』がそんなに好きな人ばかりじゃないから…ていうか前作のディテールを普通の映画ファンはけっこう忘れてる程度だからw」ってところから始まる2時間半のディスコミュニケーション地獄、、、。

でもね、、、よく考えるとこの作品、↑この理由で「別に前作にそんなに思い入れないよ?」という観客にやけに失礼なだけでなく、

「前作が好きな観客」にはもっと失礼だと思うのですよ

↓↓

 

ます、そもそも私は第一作のファンではないwし(ずーっと、『ジョーカー1』での、「社会的弱者なるもののステレオタイプな描き方」が気になって仕方ない!)、

なるほどたしかに、「1」のコスプレをして暴れてるような人たちには、私も眉をひそめていたことも事実だ。

でもさあ、、、そんなのは「1」が好きな人の中のあくまで一部ですよね?なんで公式が、「1が好きだというファンたちの反応は恐ろしいことだ、、、」みたいなことを、2を出しながら言ってきたの?それこそ、レッテル貼りじゃないの?ジャコバンかボリシェビキの手口か!ってことなんですよwとまあ、制作側の言ってることがどうにもロジックとしておかしいと思うから、私は2のあり方を問題視してる。

これを許したら、

「『ジョーカー1は好きだが、ジョーカー2は嫌い』ってコメントをネットに書いてる奴は、不満だらけの社会的弱者なんだ!そーいうコメントを晒そうぜ」とか、

「ジョーカーのコスプレをしてる画像を過去にあげた奴らはだっせー。2のおかげで、そんな奴らは古くさいことが証明されたよん!そういう画像をこれからは笑い者にしようぜ」みたいな話にもなりかねない。

前作を肯定的に評価したレビュアーさんの記事がデジタルタトゥーみたいなことになってるのはおかしくない?しかも制作側の寝返りwで!それは可哀想すぎるし、健全な映画文化じゃない、と私は思ったので、しつこく文句を言っている次第です。

ところが!

私がそんなふうにぷりぷりと怒る必要は、なかったかもしれません。。。

『ジョーカーフォリアドゥ』は興行収入的にあまりにもヤバいらしく、

ソースはこちらの方からのまた聞きなので、まだ確定ではない情報、とお断りしておきますが、、、この方がキャッチしたアメリカ本国での一部報道によると↓

なんと劇場公開開始から1ヶ月もまたないうちに、10月中には、『ジョーカーフォリアドゥ』はデジタル配信開始になる可能性、、、との旨。

皆さん、安心してください、日本でもおそらく、すぐに自宅で見られるようになりそうですよw

できるだけ安くなった時に、自宅でちらちらと見て、そのときに「あー、話題になってたのってこの映画かあ、、、ふうん」くらいの態度で流して終えてくれれば、それでいい映画と思います。

ただし、、、映画館ではなく、デジタル配信やDVDで試聴する人は、だるいミュージカルシーンは早送りできるのですよね?うう、、、それは正直、羨ましい、、、w

ともかく、『ジョーカーフォリアドゥ』が倫理的にも経済的にもギリギリ生き残る道としては、「クソ映画として認められ、伝説のクソ映画として永久に語られる存在となること」ですw。そういう意味で早期のデジタル配信開始を、私はこの映画をめぐる論争のひとつの節目になるものとして歓迎します!特に「顧客コミュニケーション」とか「カスタマーマーケティング」とかを考える方にはぜひ永遠の反面教材としてほしい!「俺の顧客に上から何かを教えてやる」みたいな企画が反感を買うとビジネス数値とはこんなことになってしまうのだ、、、

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