【夢日記】東大名誉教授をヤギから守るための死闘
ひさびさに夢日記やります。
というのも、めちゃくちゃ怖い悪夢を見て、うなされていたらしく、妻に慌てて起こされた朝だったから。
とてもハッキリと内容を覚えている悪夢だった、、、だが、訳の分からない悪夢だったので、夢解釈ができていない。ともかく、そのまま、書く。
——
夢の中で、私は10代の少年に戻っていた。
なにせ氷河期世代の私。少年時代というのは鬱々としていたものだ、その思い出があるのか、夢の中の10代の私は、狭くて暗いアパートの一室に閉じこもっていて、何かに怯えてブルブル震えていた。
そこに、ドアの新聞受けからコトンと封筒が投函される。
拾ってみると、封筒には、
「東大名誉教授 上野千鶴子」
と書いてあった。
開けてみると、中には通知書のようなものがあり、
「あなたのような就職のアテもない弱者はそこで一人で死んでください」という一文があった。
それを読んだ私は、
「ああ。どこかの偉い大学教授から、いつかこう宣告される日が来るとは、どこかで覚悟していたのだ。ついに来てしまったか。よし、死ぬ場所を探そう」と思った。
その時、私は、特に何も考えず、
その通知書を、窓を開けて、外の通りに、ポイと投げた
たまたま、そこを、なぜか一匹の雄ヤギが通りがかった🐐
どういうわけだか、目元がキリッとして、知性も感じる、とてもハンサムな、イケメンのヤギだった。
雄ヤギは、私が捨てた手紙を見つけると、バリバリとそれを食べた。
瞬間、
ヤギの目つきが変わった。
雄ヤギはゆっくりと顔を上げると、
「この味は、、、かつて私の恋人だった、牝ヤギのローラさん!彼女に違いない!愛しのローラさん!私を裏切って逃げたローラさん!やっと見つけた!この手紙の差し出し住所に行き、今日こそローラさんを食べてしまおう」
とニヤリと不敵に笑った。
私は慌てて窓に駆け寄り、
「おい!そこのヤギ!何かの誤解だ!その手紙を出したのは、ただの東大名誉教授だ!ヤギとは関係ないっ!」
と叫んだものの、雄ヤギは、
「ローラさん!今から行くぞ!」と鼻息荒く歩き出す。
大変だ!私のせいで、謎のヤギに人間が一人、誤解で食い殺されてしまう!
私は急いで警察に電話した。まもなく警察車両が大量に到着したが、
「ローラさん!今から行くぞ!」
と興奮しているイケメンヤギ🐐は、なぜか、めちゃくちゃ強く、
警官たちはバリバリ噛み砕かれたり、秒殺キックで頭をスイカ割りのように潰されたり。
パトカーも雄ヤギのキック一発でオモチャのように吹っ飛ばされていき、バリケードはたちまち突破された。
「ヤギのくせに何て強いんだ!でも、なんとかして、あいつを止めなければ!」
私は無我夢中で、ケータイを取り出し、インターネットに「誰か助けに来て!」とメッセージを送ると、私自身も(なぜか床に転がっていた)ショットガンに弾を詰め、(同じくなぜか床に転がっていた)グロック17拳銃をジーンズに挟み、家を飛び出して、ヤギを追跡した。
私は何とかヤギの足を止めようと戦ったのだが、まったく通用しなかった。どころか、「何だおまえ?ローラさんと俺の仲に割って入る気か?よい度胸だな」とニヤリとし、私のことを全力で追いかけてきた。
私は近くの民家の中に匿ってもらったり、交番に逃げ込んだりするのだが、
「ここに逃げ込んだ10代のガキはいないか?出さないなら、お前を食ってやる!」と、私が逃げ込んだ先の民家や交番の住民が、探しに来たヤギに片端からバリバリと食い殺されてしまう。
町の犠牲者は増えていくばかり。しかもヤギはしつこく私を狙って追跡してくる。
もうダメだ!逃げられない!
と覚悟を決め始めた時、
何ということだろう、、、私のインターネットへのメッセージを見たらしく、
私が人生でこれまでかかわった、学友や、会社の同僚、あるいは学校の先生たちまで、たくさんの旧知の顔が、
「ヤギを退治しにきたぞ!」
と、雲霞の如き大軍勢となって駆けつけてきて、私とヤギとの間に立ちはだかってくれた。
それだけではない。
ドラえもんのジャイアン、スネ夫、しずか。
ジョジョ第四部の杜王町の皆様。
…などなど、10代の私が好きだった架空世界のキャラまでが、
ドドン、ゴゴゴゴゴ
と立ち塞がってくれた。
これでもう大丈夫だ!勝てる!、、、と思ったのも束の間、
ヤギの猛反撃が始まり、集まった仲間たちも次々に倒れていった。
ここで集まった仲間たちと、私、協力してのヤギとの死闘は、体感で30分くらい続いたのだが、それは冗長になるので割愛する。
結論としては、私はイケメンヤギを倒すことはできず、大勢の仲間たちと一進一退の死闘を繰り広げている最中に、
うなされていた私を妻が起こしてくれた。
それゆえ、この、わけのわからない夢、結論はよくわからないまま、終わってしまった。あのヤギは倒せたのか、それとも、あのヤギは「ローラさん」のところへ行き着いてしまったのか、そこは、よく、わからない。
ただただ、長くて、辛くて、恐ろしかった、、、。
分析も不能な怪悪夢なわけだが、
「インパクトのある夢を見たら、とにかく、夢日記に書く」と以前に宣言した手前もあるので、分析できない、よくわからないままに、見たままに、ここに書いた。
とにかく、ただただ、恐ろしかった。。。
どういうわけだか、この夢の話をしても、妻は「その夢、どこが恐ろしいの?」と首を傾げるばかりなのだが、何と言われようが本当に、恐ろしいものは、恐ろしかったのである。
2023.12.07