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夢中になるものが価値になる。

 先日、FF14を遊んでいてフレンドの方から言われた言葉がある。

「え、その服なんですか?すごく良いですね!」

 現実の私はファッションセンスとは皆無の人種なのだが、お世辞にも服装で褒められた事はほぼ無い。それが、仮想空間、ゲームの世界ではキャラクターが着飾る見た目を通して、自分のセンスを褒められる事があるのだ。

 ここに価値を見出す。夢中で遊び、夢中で一生懸命になり、夢中で人を楽しませようとするところに、価値が生まれるのだ。

 かの伊勢丹でさえ、仮想空間でファッションを提供しようとしている。お客がアバターとしてバーチャル伊勢丹にVR入店し、服やアクセサリーをお金で購入し着飾るというものだ。「確かにこの服可愛いけど、私(の外見)には似合わないな」ということを思うことさえ不要になるとしたら、もっとファッションは自由になり、夢中に、懸命に、楽しむことで価値を喜びに変えるのだろう。


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