アメリカ合衆国始原図の検証
今日はアメリカのホロスコープを読もうと思う。
いつもの記事より少し長いので、時間がとれるときに読んでほしい。
一般的に有名なのはこれ。1776年7月4日。
午前2:15なのは、フリーメイソンが誕生時間を合わせて署名させた、何て噂があるからだ。実際には採択されたのが7/4で、署名は8月らしい。
アセンダント近くに天王星、それも双子座。月は水瓶座だし、インターネット事業のシェア拡大の仕方や発展もここから見られると思う。
9.11の時のトランジットとハーモニクスを見てみよう。
まずハーモニクス225。
(ネイタルでは蠍座15度)
射手座19度の危険度数発見。金星だけど、太陽に対してきつめに180度。太陽は双子座の婦人政治家で、冷静さを失って主張する度数。
この射手座金星は牡羊座天王星21度とトラインだけど、牡羊座21度はリング上に上がる拳闘士で、戦闘する気満々。ただし、フェア精神が強いので相手に攻撃されるまでは自分も攻撃しない。攻撃された瞬間に、天王星は気が変わったように相手をぼこぼこにするかもしれない。
風通しがよいホロスコープだがら、これといって障害はなさそうに見えるんだけど、この後すぐに戦争になることを考えると、風が外交を示していることが分かる。外交を示す天秤座に、水星もいる。この水星も、危険度数だ。無意識の海から上がろうとして座礁する船。分からないことは、分からないままにした方がいいという暗示でもある。
家庭を示すICが水瓶座2度にいる。コロナも水瓶座2度で発生したし、国が危ないような悪い予感がする。
海王星も山羊座2度でheartがbreakingしてしまっている。心が壊れるような経験をするかもしれない暗示だ。
グランドトラインは木星と同じで、一度悪くなると急降下して坂を転がる車輪のように止まらない。
かのマリーアントワネットも、グランドトライン持ちだった。大幸運の三角形と言われてはいるけれど、それ自体は良いことという訳ではない。病んでいる人がホロスコープを見てグランドトラインを幸運の大三角と言われれば、気休めぐらいにはなるが、その程度だ。
もしこのチャートを見ても、その時テロの危険性に気がついたかどうかは…分からなかった可能性の方が高いだろう。
次は、その日のトランジット。
月はタイミングを示すというから、その日の月にアメリカの火星が合しているのは分かる。
ただ、気がかりなのは、この日の獅子座金星はネイタルの水瓶座月に対してオポジションだ。
度数は違えど、ハーモニクスの太陽→射手座金星オポジションを思い起こさせる。
何かを伝えようとしているかもしれない。
キロンも120度で、この日は射手座が24度だが…実は、東日本大震災の日本国ホロスコープハーモニクスでもキロンが射手座24度だった。射手座24度は青い小鳥のいる家だ。
去年、私もキロン射手座24度(ヘリオ)体験したから分かるが、ここにキロンがあると家に関する悲しみ、幸せだった頃への郷愁を強く感じることがある。幸せだった頃の思い出に浸るという意味では、リアルで自分を変えざるを得ないほど、何か強い力が加わっている…と考えると、人でも国でも、大災害にキロンのこの度数は付き物かもしれない。
火星も、山羊座2度でハーモニクスの海王星と同じ位置にいて刺激しているように見える。
トランジット天王星を頂点にするネイタル海王星・水星60度のYODも気になるが、これは単純にインターネットでの変革期を示しているだけかもしれない。
天王星のような天体は動きが遅いから、アングルにかからない限り、惑星だけでその時期に起こる変化を読むのは難しい。国内の政治が天王星を取り入れることで外向きに変革される可能性もあるけど。保守からリベラルになったり、リベラルから保守になったりする可能性はある。
個人的に研究しているアメリカ合衆国ホロスコープも付け加えておく。wikipediaによると、大陸会議って言うのがあって、7/4はまだ独立しきれていない。生まれる過程?魚座の領域といっていいと思う。魚座最終度数はヒトの良心に問いかけるものもある。国が生まれる過程も大義名分が必要で、同じようなものだ。下はwikiの切り抜き。
ということで、1781年3/1を見てみよう。個人的には、このホロスコープの方がアメリカ合衆国の牡羊座1度に相応しいと思う。
(付け足し)調印時間のソースはこちら
正午らしい。調べても他は分からなかった泣
でもこれが本当なら、月位置も分かる!
射手座火星土星合が、対外戦争における異常な強さを誇っていることをよく示している。大繁栄中のイギリスですら手を焼くレベルなのだから、相当だ。
木星の蠍座28度も、西洋的な我の強さというか押しの強さをよく表している。
月は牡牛座の22度。この次の度数…23度は宝石商で、ユダヤ宝石商を思い起こさせる…ニューヨークはユダヤ人が多くてジューヨークと揶揄されていた…が、実際に現在のイスラエルも太陽はこの度数だ。アメリカはイスラエルの放つ物質的な魅力から手が放せないだろう。因みに、日本国MCもこの度数だ。世界的にはそれなりにお金持ち…というよりも、技術的・物質的に安定していることを象徴している。この流れを目指すことになる。
その前の牡牛座22度では、危機のときに遺伝的な要素からの明確な指示がある。ただ月なので、やはりこれが何かしらのネックになっているはずだ。…例えば、人種差別とか。大概、月牡牛の悲しい所はアイデンティティを物質に求めて失敗するところだから、異民族を敵だと見なすことがアメリカ国民にとっては普通で、普通ゆえに苦しんでいると言ったところだろう。他の国なら許されても、アメリカ国民には許されないのだ。
それから、アメリカの経済格差もこの月牡牛が引き起こしていると言えるかもしれない。
民衆には金持ちも多いのに、アメリカ合衆国の財政がピチピチなのが、いかにも月牡牛らしくて笑える。
水星は天王星と90度で天才を育てるための教育を行う国。技術開発にもめっぽう強い。ただ、日本とは違って放任主義な雰囲気もあり、四則計算ができなくてもオッケーという楽観的な国民性も…まあ、要するにおバカということだが…否定はできない。
太陽は魚座12度。魚座としては、タロットでも12は海王星を示すから、インスピレーションMax度数とも言える。
魚座12度
オカルト同胞団の神殿で、新しくイニシエートをした団員たちが調べられ、テストをされている
自分がはっきりと打ち出した目的に対して、曖昧さのない首尾一貫性を求められ、途中で逃げられない、責任を要求される。11度のように自己探索をしているという状態ではなく、すでに自分がしたいことも、自分がなにをするべきかも、はっきりと自覚している。あとは、それをどのくらい確実に成し遂げるかの問題。個人としてはすでに自由を失い、組織や企業などの一員として、そのポストにおける役割を確実に果たさねばならない状況にある人が多い。この度数は資格に関係があるといわれているが、その意味であらゆる試験、資格などに関係した度数。対向にあるのは乙女座12度で、新婦はヴェールをはがされるが、ここではその新婦の側、つまり、すみずみまで調べられる側にこの人が立たされている。
世界の警察とかやっちゃうのもここら辺のせいなのか。二度の世界大戦の時も、関わりたくないといいながらどうしても首を突っ込みたくなるお国柄だと思っていたが、移民が色々な国から来る以上世界の諸問題に対して無関係の立場をとっても、世論的に必ず巻き込まれる。欧州との駆け引きを考えるなら、アメリカ合衆国はそのような立場に運命的に引きずり出されていると言える。
意外にも、前述の1776年7/4と同じ相なのが金星水瓶座だ。水瓶座18度は【他人を暴き、自分も暴かれて】しまう。1776年の月は水瓶座19度だ。山火事を科学薬品で鎮火する。現実世界で事故に遭遇し、その対応にひたすら終われる度数だ。ただ、月はエネルギーは小さい。金星だと考えると色々な国の間違ったことを見つけてはイギリスのBBCとともにギャアギャア騒いで文句付けるのを見ると、やっぱり金星の方かと思う。月ならできないことだから。そもそも毎回、騒ぐばかりで何かしらの問題解決を目的に行動するということをアメリカ合衆国が行っているイメージがない。毎度、国際組織ですら簡単に脱退する勢いだ。
まあ、いずれにせよ受け身なので、親…つまり、イギリスの影響を受けているだろう。アメリカ合衆国そのもののエネルギーではないかもしれない。
冥王星は水瓶座6度だが、
水瓶座6度
神秘劇で儀式を演じる仮面をかぶった人物
個人の素顔ではなく、わざわざ仮面をかぶって神秘劇に参加する人とは、個人のもって生まれた資質とは違う人格を、集団的な活動のなかで演じつづけることで、社会的な役割を全うする人のことだ。この場合、演じた役割とは、企業のなかでは、役職だし、その役割を果たす人につきつけられる要素を最後まで押し通すことのできる能力をあらわしている。その役割や仮面によって否定的な結果が引き起こされたときにも、それを引き受ける責任能力と自覚がある。男女関係の面では、男性が要求する女性イメージを、相手の前にいるあいだは、完璧なまでに演じつづける女性、という例もこの度数の持ち主に見かけたことがある。人生のなかでの演技者、この実際の人生をひとつの舞台だと考えている人々。ただし無意識に演じることはめったにない。
🤔これはアメリカ人じゃないからわからない。アメリカ人なら納得することもあるのかもしれない。
ただ、確かに、アメリカのインテリ人をテレビで見ている限り、どこか仮面を付けたような雰囲気を持っている人が異様に多い感覚を受けるのは間違いないだろう。インテリ特有というよりも、イギリスともフランスとも違う、アメリカ人特有の浮遊感だ。
マーク・ザッカーバーグ氏も、ジョージバイデン氏も、あのトランプ氏ですら…どこか、本音では話さないような、歯の浮くような言葉を話す。カリフォルニア大学の大学生と会話する機会があったが、やはりこの種類の違和感があった。そういう感覚の印象を受けなかったのは映像を見る限り、スティーブ・ジョブズぐらいかもしれない。その意味でも彼はとても特殊だったのだ。
イギリスが土星・金星的(皮肉好きの貴族)だというなら、アメリカは天王星・土星的(礼儀正しいピエロ)だ。
まあ、この度数は私のヘリオトールハンマー頂点である海王星に当たるから、ただ、敏感にそれを感じとるだけかもしれないが。
そういえば、移民の子供たちは自分が入るグループに順応するのに苦心するという。アジア人、黒人や白人などが人種ごとに固まってしまわないように色々と苦労するようだ。しかし、自分の本来の素質とは違う役割を演じるというのは、移民の祖先から受け継いだ遺伝的素質を役割で覆い隠し、仮面を被ることになる。その意味では、アメリカ人の真実を冥王星はかなり厳しく描写しているように見えなくもない。
「アメリカ人」と接するときに感じる違和感は、彼等が子供のときから触れているこのような冥王星的習慣に基づいているように見える。
冥王星は遺伝や祖先を示すから、この解釈であれば象意通りじゃないだろうか。人種差別は才能や過去の異物を示す牡牛座に月がいることで始まると思っていたが、この冥王星はその心理的欠損を補おうとした結果かもしれない。
ネイタルを読むのはこの辺にして、1776年7/4同様に、9.11のトランジットとハーモニクスを見てみよう。
まずはハーモニクス220から。(ネイタルでは蠍座10度)
太陽射手座21度に対して木星と水星がスクエア。これは自己主張が激しすぎるか、全くしないで誤解を招く人によく現れる図だ。そして、楽観主義過ぎる。
アセンダントは蟹座18度。巣立ちできない雛鳥のように、進む方向に迷ってウジウジしている。これは火星と180度だから、行動に移すべきときが来た!と火星が告げているようだ。
ICは射手座3度。ゲームのように論理的な思考を使い、駆け引きを楽しむ。キロンと120度だ。
キロンは魚座30度だ。これを見ても、自己主張が強すぎて痛い目に遭ったのかもしれない。
火星は山羊座で、辛抱強い。木星とセクスタイル、海王星とトラインだから徹底的な攻撃性には欠けるかもしれない。或いは、本当になにも考えず徹底的に攻撃してしまうこともあるかもしれない。
月が蠍座なのが、国民にとっての嘆きの年だ。
海王星がオポジションをとっている。民衆に対して、トラウマ的な自体を引き起こす。アセンダントともトラインだから、それが火星へ突き進む原因になるかもしれない。
全体的に私にとってはあまり縁の無い度数が多かったので、具体例が挙げられない。とりあえずサビアンシンボルのメモだけしておく。
ハーモニクス220 サビアン一覧
太陽 射手座21度
どこまでも果てしない知識/叡知を追って、無理をする指導者。
月 蠍座22度
攻撃性を嫌悪せず、儀式化することで安定を図る。暴力小説や風俗の利用など。
水星 乙女座23度
自尊心を捨てさせられ、動物的本能をコントロールする。苦い思いをするだろう。
金星 双子座12度
自分の中の保守的な習慣と戦う。
火星 山羊座18度
政治的な力の価値を試される。政治や秩序が個人を守ることについて、再び考えを改める。
時には政治が人を害することもあるかもしれない、これを正す。
木星 魚座18度
他人を驚かせることを主張して共感体験を得る
土星 乙女座11度
理想を現実化する
( TДT)どゆこと?全くわからない…所々それっぽいサビアンはあるんだけど…歴史、勉強不足だ…
誰か、知識がある人は思い当たることがあればコメント欄で教えてほしい。
とりあえず、トランジットも見る。
当日の太陽がネイタル射手座土星と火星に90度。当日の月、土星はそれぞれ、同じくネイタル射手座土星火星に180度。
ネイタルの金星とトランジット金星は180度。
金星は意外と戦闘的なので、やはり何か関係していると思う。金星が戦闘的なのではなく、金星が戦闘を引き起こしているだけなのだが…原因?みたいな感じ。みんな財宝には目がないから。
時期としてはネイタル太陽にトランジット木星が120度。悪くない時期だったのに。
1776にしろ、1781にしろ、悪くない座相が多いのに、何故あんなことになってしまったんだろう。
運命の輪って本当に怖い…(-""-;)
結論
アメリカのホロスコープは1776年のものでも良いかもしれない。国は組織だし、組織の真実は集団心理に溶け込んでいても認識できないものだ。それに、対外的に生まれた瞬間を独立宣言が示しているのなら、内実はなんであれ外交的な影響や取り組みはそこに現れるだろう。ただ、始原図だけを見ると大陸会議最終回の方が、より細かくアメリカの内側を示していると思う。
とりあえず、もう少し検証が必要だ。
(`Δ´)日本も検証しなきゃ
サビアンシンボルの引用サイト
とりあえず、ヘタリアのアメリカ(アルフレッド)はかわいい。😳✨だが、ごめんよ、私は英領なんだ…ダハハハハ(^∇^)眉毛は私がもらった!