無花果と茗荷のタルトフランベ(おつまみにもおやつにも、ランチにも)
拙著(果物のひと皿)の中で発表した「無花果と茗荷のサラダ」、毎年この頃になると料理した写真をInstagramでタグをつけて投稿いただくかたちでフィードバックをいただいている。
昔はこういうやりとりはなかったから、自分のレシピで人気のあるものが分かり、現代のSNSというか、テクノロジーはありがたい。作ってくださった方々にも感謝。
そう、意外にも、無花果と茗荷は合うのである。
無花果には酸味がないので、ある意味「まあるい味わい」で、そこに茗荷の辛み、少しの酸味と香りのアクセントがしっくりくるのだと思う。
今日は無花果と茗荷の組み合わせでタルトフランベを。このように料理してもこの組み合わせはとてもおいしい。タルトフランベは、アルザス地方のピザのようなタルトのようなものと表現するのが近いかな。ワインのお供にも(白がおすすめ)、おやつにも、ランチにもなりえるほんとうに頼もしい料理。発酵いらずなので、(材料さえあれば)思い立ったら作れるので、ランチどうしようとか、友達が来た時た時とか、ワインを開ける時に覚えておくと、とても便利ですので、ぜひぜひ。焼き立てに気分があがる料理ですよ。
ここから先は
718字
/
2画像
Scalesの語り口で、素材の意外な組み合わせの発見、読んで美味しい、作って美味しい。
ワクワクする独特の世界観あるれる料理の世界へ、あなたをお誘いします。
Scalesのものがたり料理教室
¥666 / 月
初月無料
料理研究家のスケイル(Scales)の料理を、詳しくレシピ解説付きでたっぷり紹介いたします。季節の旬を存分に感じられる身近でありながらちょ…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?