【Scalesの台湾日記🇹🇼】おいしい食日記編②<善導寺あたり編>
台湾の食日記やっとこ。だけど今月も、再来月も、私台湾に行く予定なのです(笑)。今年中、レシピに加えずっと食日記も書いてるかも。。みなさんを読み疲れさせないようエリアごとに分けて書きますね〜。
旅の準備で買ってよかったものをひとつ
ところで、私の旅の準備は日程⇨航空券⇨ホテルを決めたら、まず冷蔵冷凍庫に隙間をあける作業から始まる。そうよ旅先で買ってきた美味しいものを保存するために。とくに台湾では包子や饅頭をそこそこ買ってくるから。
で、なかなか重たいそれらの買い物用に対応すべく日本で用意した折りたたみのカートバックがとても重宝した。楽天なんかで二千円代で売っているのでよかったら。(ショップにより値段にばらつきあり)行きはこれをキャリーケースに折りたたんで入れて、道中はキャリーバックとして買い物に使う、底に車輪が付いているので重い荷物も大丈夫、帰りはこの中に買ったものを入れて、キャリーケースは預け荷物にして、こちらを機内持ち込みで帰ってくるとそこそこ買い物できるというわけ。場合によっては肩掛けもできるのが便利。ただしちょっと転がすときの音が大きいことを差し引いでも持っていってよかった。また、機内持ち込み可能なサイズはMサイズです↓
移動はバスが楽しくて便利
さて、土地勘とまではいかなくとも台北のおおまかな地図は頭の中に入っているので、移動はバスをよく使った。というのは台北のバスアプリとGoogleマップが大変進化しており、日本のような停留所の掲示がなかったりするバス車内とて非常に乗りやすくなったのです。バスは値段も安いし(15元て68円?)お支払いもSuicaみたいなカードで乗る時と降りる時にピッ。ほぼ現地の方しか乗っていないので、一瞬でもそこに暮らしている気分になるのが好きだ。お気に入りエリアは、「雙連」「龍山寺」「善導寺」「古亭」、「信義安和」、「富錦樹」あたり。この辺で本当に美味しかったお店について書きますね。
美味しいお店が多い善導寺
台北駅や中山駅からもちょっと頑張って歩けば歩けるエリア。バスに乗れば台北駅前から2分くらい(運転手、飛ばすしね)。ファーマーズマーケットや天和鮮物などの自然派スーパーもあって好きなところですが、美味しいお店も多いです。有名なのは恐ろしく行列する朝ご飯やさん阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)、朝ご飯に2時間待つのかぁと、いまだ行ったことがないけど。
■早朝から昼営業の「以馬内利鮮魚湯」あっさりながら奥深い
善導寺駅から先ほどの阜杭豆漿の行列を、行ってみたいようなそうでないような複雑な気持ちで横目にみながらもう少し進むんでちょっと曲がると、前はぼろぼろだったけれど(失礼)お店が綺麗にリニューアルされた「以馬内利鮮魚湯」に着く。こちらはまるまる入った魚のスープ(鮮魚湯)が人気ゆえ売り切れになることが多いのですが。今回は豚レバーのスープ(猪肝湯)と、ビーフンと麺が混ざった米粉麺(混)がほんとうにおいしい。豚レバーはぜんぜん臭みがなくてぷりぷりフレッシュな味わい。ほかにも牡蠣のスープ、イカのスープなど汁物選びには毎回悩むけど、私としてはとにかく米粉麺は必食で、「これをちょこっとかけるとおいしいから」的なかんじでお店の方が持ってきてくれた自家製の黒い「烏醋」に透明の「蒜頭」って書いてあるにんにくダレみたいなのをほんのちょーっとかけると一気に味変。あっさりの見た目よりもずっと奥深い味わい。シンプルに作ってあるくせに、美味しいんだよなぁ。ああ本当にすきですこういうの。今月きっとまた行きます。
■朝からやってるスコーンのおいしいカフェ「Chiao Chiao Good Food悄悄好食 杭州南店」
パンをはじめ台湾はほんとうにベイクものがおいしい。たまたま永康街(ヨンカンジェ)を歩いていたとき、公園のちょっと先の外れたところに小さなお店があって、現地のちょっと意識高めそうな子達が数人並んでいた。近づくと、うっとりするような小麦の焼けたベイク香(と名付けよう)が鼻先を駆けていったら「はい!この店はおいしい」とゆるぎない確信。そこは、このお店の永康街店でそのままイートインし、まずはプレーンのスコーンをひとつ選んだ。軽くリベイクされクリームが添えられたスコーンをいただき少し驚いた。ちょっと食べたことのない表面のサクサク感と程よい中身のしっとり感と、口の中での崩れ方。小麦の味わいがしっかり。ものすごくおいしい。日本でもこれに匹敵するスコーンはわたしはあまり知らない。
善導寺にももっと広いお店があるので、こちらにも滞在中に伺った。今度は帰り際に色々な種類を持ち帰りしてお土産にしたり家でゆっくり食べるのもよいかもしれないね。
■滋味深いスープがおいしい、行列の「雙月食品社」。ちなみにオリジナルインスタント麺もおいしい
台北市内に何軒かあるらしく、善導寺には至近エリアに二店舗あってどちらも現地の方で行列していた「雙月食品社」。メニューは具沢山もりもりのスープ(ただし下半分はキャベツ)に、牡蠣のソテーなど、季節によってメニューが変わるみたい、料理と異なりオペレーションはとてもシステマチックでまったく無駄がない。お店は11時にオープンとなっているけれど、10時半には外に受付番号が印字される機械とメニューとオーダー表が出ているし、なんなら並んでいたら10時45分には開店してしまうので、10時半頃に行ったらよいかと思う。
ところでこちらでもうひとつとても美味しかったものがある。レジ横にあった看板メニューにもある「愛恨椒芝麵」のインスタント麺だった。
■仙草ベースのドリンクスタンド、満上仙草茶飲専売店
台湾にはそこかしらに冷たい(頼めば常温にしてくれる店もある)ドリンクスタンドがある。ほぼスタバ一強の日本もそうなればいいのになとも思うけれど冷たいものは夏季限定になるため一年中暑い台湾ならではなのかもしれない。ちなみにドリンクを買ったら手にかけて持ち歩ける、スリーブに持ち手が付いたようなかたちのドリンクボルダーなるものもそこらへんで売っているが、私は折り畳み傘を持ち歩き、ビニール傘を一切買うタイプではない。ビニール傘は家に一本もない。何が言いたいかというと、持ってるのに買わなければならない買い物が嫌なわけで、今回昔買ったドリンクホルダーを日本に忘れたから我慢して買わなかったんだよってこと(笑)
ところで、わたしはちょっと漢方っぽいとか、ハーブっぽいとか、薬膳ぽいとかいう味わいが大好物。台湾の青草茶なんかも大好きだ。そんなツボにハマってくれるドリンクスタンドが見つかった。仙草を煮出したお茶にほんのり甘い仙草ゼリーが入った百年仙草仙茶がおいしい「満上仙草茶飲専売店」、他にもローゼルや桑の実のドリンクなんかもあります。場所は、厳密にいうと善導寺エリアのちょっと北側のあたりにある、松江南京という駅の方が近いし、雞肉飯の名店、梁記嘉義雞肉飯も近くにありますね。ちなみにこの店の右隣にも焙煎からこだわってそうなとてもオシャレなイマドキのコーヒー店、その隣はスタバだったりするからつくづくドリンク大国だなぁと感心する。
しばらくゆるく延々続きそうな台湾食日記、つぎはどのエリアを紹介しようかな(つづく)
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