選択肢を増やし、自分らしく生きるためのプチチャレンジ
アサーティブなあり方とは、自分の気持ちを大切にしながらも、相手の存在や思いを尊重すること。私もその道のりの途中にいますが、日々少しずつ自分と向き合うことで、新しい発見があることに気づきました。
かつての私は、ストレングスファインダー®の資質「責任感」と「自我」が強く出る一方で、「調和性」がその勢いを抑えようと働いていました。自分の思いと周りとの調和を両立させようと頑張りすぎてしまい、普段は我慢を重ねながら、時にはその抑えた気持ちが溢れ出してしまうこともあったのです。
今は、それぞれの気持ちを少し緩め、できるだけバランスを取るように心がけています。もちろん、上手くいかない日もありますが、「そんな自分もいいんだ」と許してあげることも、アサーティブに生きるためには大切だと感じています。
ストレングスファインダー®による自己理解や他者理解は、相手と自分の思考の違いに気づかせてくれます。お互いを理解し合えたとき、安心感が生まれ、自然と穏やかな対話が生まれていくものです。
私にとってのアサーティブとは、自分の選択で生きること。そのためには、まず自分が無意識にどんな選択をしがちなのかを知ることが大事です。その気づきをもとに、小さなチャレンジ、つまり「プチチャレンジ」を始めてみることで、「こんな選択もありなんだ」と思える瞬間が生まれてきます。
例えば、いつもは黙って受け入れてしまう場面で、自分の意見を一言伝えてみる。たとえば、仕事のミーティング中に「私はこう考えています」と言葉にしてみたり、飲食店で「もう少し温かいものをいただけますか」と伝えてみたりすることです。また、日常生活では、普段と違う帰り道を選んでみる、興味がある本を一冊だけ試しに読んでみる、といった軽い挑戦も良いでしょう。
プチチャレンジを通じて少しずつ選択肢が増え、自分の道を選び取る感覚が自然と育まれていくのです。
そんな小さな一歩が、アサーティブな生き方への道しるべになるのだと思います。焦らず、自分のペースで、私たち一人ひとりが少しずつ前進していけるといいですね。
いただいたサポートは、「学習欲」を満たすことに使い、「最上志向」でより良いアウトプットにつなげます!