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働き方改革やDXを加速させる!?クラウド型ソフトウェア提供サービス『SaaS』
■SaaSとは?
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「Software as a Service」のそれぞれの単語の頭文字を取って呼ばれる『SaaS(サース)』とは、サービスとしてのソフトウェアを意味しています。
具体的に表現すると「料金を支払っている期間、インターネット経由でクラウドサービスとして利用できるソフトウェア提供サービス」とも言えます。
従来はソフトウェアデータが入っているCD-ROM=一つの製品としてライセンスを購入し、パソコンにインストールして利用することが主流でしたが、高速な通信環境が整ってくると、販売提供するベンダー側がクラウドサーバーに保存したソフトウェアサービスをユーザーがインターネットブラウザ経由で利用する、という形が普及し、ソフトウェアをより手軽・柔軟に利用することができるようになりました。
■SaaSサービスの具体例
◆Gmail
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Google社が提供するメールサービス。
◆Microsoft365
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Microsoft社が提供する、WordやExcel、PowerPointなどのビジネスサービス。
自動アップデートが定期的に実施され、パソコンをはじめスマホ、タブレットなどデバイスを問わず利用が可能。
(ちなみに『Office365』は『Microsoft365』に含まれる。)
◆Adobe Creative Cloud
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Adobe社が提供する、DTPやWeb、映像問わずクリエイターに必要なアプリを利用できるサービス。
データ管理やファイル共有も可能。Creative Cloudは略して「CC」と呼ばれています。
■SaaSのメリットとデメリット
◆SaaSのメリット
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●(インターネット環境があれば)いつでも・どこでもシステムへアクセスできる
インターネットに接続できる環境があれば、Webブラウザや専用のアプリケーションソフトを通じて、いつでも・どこでもシステムへアクセスできるのがメリットの一つです。
●インストール不要なので手軽に導入できる
Webブラウザや専用のアプリケーションソフトの場合、各デバイスへのインストールが不要なので、手間なく手軽に導入・使用することができます。
一般的に、ユーザーIDとパスワードでログインすれば利用できることもメリットの一つです。
●ほかのユーザーとのデータ共有や共同作業ができる
SaaSにはデータストレージ機能やドキュメントの編集機能があり、これらを活用すれば遠隔地にいる人と時間差の生じないデータ共有や、自身が編集したデータをほかのユーザーに反映させたりといった複数のユーザーによる共同作業ができるため、業務効率のアップが見込めます。
●マルチデバイスで利用できる
インターネット環境があれば利用できるサービス形態となるので、ユーザーIDとパスワードがあればアクセスするための端末デバイスは限定されません。
従来はソフトウェアデータをインストールしていないデバイスではサービスを利用することができませんでしたが、SaaSサービスであれば、いつでも・どこでも、普段と異なるデバイスでも使用することが可能となります。
●「使った分だけ」支払うので導入がしやすい
支払う料金形態も、これまでのサービスとは異なります。
ほとんどのSaaSは、サブスクリプション型(※)の料金形態を採用しています。
つまり「使用した分だけ」料金を支払うという従量課金制なので、これまでのインストール型のソフトウェアの利用とは異なり、
「お試し」で導入して、使う中で利用アカウント数などを調整するなどができるため、導入のハードルが低くなります。
※ビジネスモデル『サブスクリプション』の詳細や利用者・事業者それぞれのメリット/デメリットについては、こちらのページをご覧ください。
●(意識せずに)常に最新版を利用できる
これまでのメディアインストール型とは異なり、多くのSaaSサービスはバグの修正や新機能の追加、仕様変更などが頻繁に行われ、最新版を利用することができます。
◆SaaSのデメリット
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●カスタマイズ性が低い
例えば自社でイチから構築したソフトウェアやシステムと比較すると、カスタマイズの観点では自由度が低いと言えます。
この続きに関しては、こちらのページをご覧ください!
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BtoBマーケターより。