マーケティング界隈の豆知識~『動画』と『映像』の違い~
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あやふやな使い分けをしがちな『動画』と『映像』という言葉。それぞれの言葉の意味と、違いを見極めるための指標などについて解説しています。
■『動画』と『映像』の違い、わかりますか?
あやふやな使い分けをしがちな『動画』と『映像』という言葉。
スマートフォンが普及し、通信の高速化が進む中で、ユーザーのコンテンツの消費傾向が大きく変化しました。
さらに、YouTubeなどの動画再生サイトや、TikTokなどの流行、コロナ禍を経て需要が高まり、コンテンツが増加することになりました。
ビジネスの領域、BtoB(企業対企業取引)でも、カタログやチラシといった紙媒体からWebコンテンツ、動画コンテンツといったように、デジタルシフトの流れが加速しています。
自分自身、事業会社に所属していた時に、『動画コンテンツ』のメリットやデメリットなどをマーケティングの観点から調べたり、動画制作会社さんが開催するセミナーに参加し、実際に制作発注・運用することになりました。
その中で、例えば『動画』と『映像』の意味の違いについてセールスから質問されたりする中で、自身の頭の中で整理がつかなくなってしまいました。
そんな経緯を踏まえて、「そもそも『動画』と『映像』という言葉にはどんな違いがあるのか?」について解説します。
この『動画』と『映像』の言葉の違いを知らなくても実際の業務に支障は生じませんし、違いには以下の通りさまざまな解釈があります。
なので、あくまで「マーケティング界隈の豆知識」として、「知っておくとよい」というレベルでご覧いただけますと幸いです。
■それぞれの言葉の意味とは?
◆『動画』の意味とは?
字の如く「動きのある画像」=『動画』という意味ですが、Wikipediaによると、アニメーター・映像作家の政岡 憲三 氏が英語の「アニメーション(animation)」の訳語として考案・提唱したものが最初とされています。
2000年代以降、インターネットを介したパソコン・スマートフォンで視聴するアニメーション作品を中心として『動画』と呼ばれるようになりました。
また、幻冬舎が出版した『動画2.0 VISUAL STORY-TELLING』によると、スキマ時間に気軽に楽しめるコンテンツが『動画』であると論じられています。
◆『映像』の意味とは?
一方『映像』は、Wikipediaによるとテレビが登場した後に広く使われるようになった用語であり、英訳は「footage」。テレビや映画を中心に、光学技術による再現または創作された像などを指しています。
つまり、テレビメディアでの放送のため、映画館のスクリーンに映し出すための目的で制作されたコンテンツを総称して『映像』と呼ばれているということです。
また、『動画』と比較して、長い時間をかけて物語や作者の意図を伝えるために演出が加えられたコンテンツとも言えます。
◆つまり・・・
↓
この続きでは、『動画』と『映像』という2つの言葉の違いを判断するための3つの指標などについて解説しています。
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BtoBマーケターより。
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