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電源を使わないラジオ
ChatGPTに、電源を使わないラジオの回路構成を聞いてみた。
その回答
アンテナ: これはコイルへとつながります。
コイルと可変コンデンサ: これらは並列に接続され、アンテナから来る信号を選択的に透過します。コイルの一方の端はアンテナに、もう一方の端はダイオードと接続します。可変コンデンサもまた、同じように一方の端をアンテナに、もう一方の端をダイオードと接続します。
ダイオード: ダイオードの一方の端はコイルと可変コンデンサからの信号を受け取り、もう一方の端は抵抗器とコンデンサに接続します。
抵抗器とコンデンサ: これらはダイオードからの信号をフィルタリングするために使用されます。抵抗器とコンデンサは並列に接続され、一方の端はダイオードに接続されます。
イヤホン: 抵抗器とコンデンサを通る信号を音声として出力します。
以上の説明は最も基本的なAMラジオ受信機の接続を示しています。具体的な設計や実装はさまざまな要素によって変わるため、具体的な回路図が必要な場合は電子工学の教科書や専門書、または信頼できるオンラインソースを参照してください。
図を描いてみた。
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アース側の配線の説明が省略されていたが、それを補完すると、ChatGPTの言っていることは概ね正しい。
続きを補足すると、各部品は適切な数値であることを要し、ダイオードは低圧で動作するゲルマニウム型、イヤホンは高インピーダンスのクリスタル/セラミック型である必要がある。が、受信した電波自体の電力で回路が動作するので、電源も電池も不要である。
但し、放送局はAMラジオ局に限られる。このようなAMラジオ放送は、徐々に終了するとも言われていて、電源なしで放送を受信できる装置とラジオ局の有用性が、あらためて災害対策として議論されるかもしれない。なお、送信側は当然、電力が必要なので、災害時のために、バッテリーの確保や、低電力での緊急運用など、課題は幾つか存在する。
(補記)2024年2月1日以降、一部のAMラジオ局が放送を休止する。ワイドFMやネットラジオへの転換を検討する上で、聴取者や社会への影響を検証し、経営判断の材料にするらしい。当該AMラジオ局は、全国47社のうちの13社34中継局で、NHKは非該当。以下に総務省の一覧資料を掲載する。
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