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好奇心の根源をさがす

「好奇心を持ちなさい」や「ワクワクして仕事してる?」ということが、とても大切なことを誰もが知っている。しかし、これを作るのが最も難しいことも誰もが知っている。

主には自家発電によるワクワク醸成と、それを伝播させる力が必要だ。
どんだけ自分が落ち込んでいても仕事はある。ワクワクを思い出す、もしくはキープする必要もある。簡単に言われる「ワクワク」というのは意外とハードルとセンスがいる。なんというか人間力および、その維持だ。

全ての人がこの役割を担う必要はないが各社に1人はいた方がいいと思う。
あの人いつもワクワクしてるし、今回のプロジェクトも楽しいのだろう…という空気はキックオフや架橋の際に重要な追い風になる。

好奇心キャラの弱点は強度の飽き性といこと。
手の鳴る方へ〜♫の人なので落ち着きがない。なので伝達力というのがとても重要になる。あっちへこっちへ移動し続けているからワクワクを誰かに預けて離脱している時間が生まれるからだ。

好奇心をしっかり伝えておけると、少し離れている間にも勝手に薪がくべられているので火力が上がっている。ぬえは、というか松倉はこのサイクルで動いているように捉えている。

これがここ数年ではスタッフがプロジェクトリーダーになるケースがある。ちょっと覗くと葬式みたいな時もある。これはどうすべきがいいのか難しい。なぜならスタッフ固有の性格があり、冷静沈着なやつが急にワクワクしたらちょっと怖い。薬物的ハイのような空気を帯びてしまう。

ワクワクを教えていこうとするときに「好奇心ってなんやねん」という哲学みたいな問が発生する。

新しいプロジェクトが発生したときに、多くは知らない産業からの相談が多い。そこに対して、最初から無関心だと…もともこうもない。まずはこの未知なる世界を知りたい探究心が自然と芽生える必要がある。

例えば、渋谷、教育、医療、空き家…などなどどれもこれも自分には関係のない事柄だけど、松倉は楽しめている。これは親に感謝だが「知らない物事こそ面白い!」と思える性格がゆえに実現しているが、これはおそらく育ってきた環境などが大きく左右する。

次に必要なのは想像力だったり、優しさみたいなものかもしれないと思っている。多くの相談は課題があってうちにくる。困っている人を助けたいという基本姿勢がなければ寄り添えない。その上で探究心もいる。今の課題はこうだからという理解力と俯瞰力、それをこう変えたらこういう理想的な未来みたいな想像が必須なのだろう。

それらが合致する時、見たことのない、でも実現できるかもしれないにやっと心は踊り出す。
好奇心の根底にある素養みたいなものは意外と難しい。
これはもう日頃の鍛錬でなんとかなるのか。目の間に出されたナポリタンに対して、ワクワクできるか?ナポリタンってなんだ?原価いくらだ?未来のナポリタンってどういうものだ?

誰もが放り捨てていく世界のかけらをビー玉のような眼と心で眼差しを向ける。そこには好奇心が宿っており、世界はキラキラしたナゼ?で溢れている。好奇心を解明したような心持ちでいるが、教え方がわからない。ワクワクする姿を見せていくしかないのかもしれない。

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