ヤングケアラーの支援
家族やきょうだいの世話を担う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」の支援を目指すため、それらの子どもがいる家庭に対して、家事や子育てを支援する制度を整備する方針を固めた。
国の調査では、約17人に1人の中学生が「世話をしている家族がいる」としたそうだ。
ヤングケアラー潜在化しやすい。
子ども食堂という「地域交流の拠点」「子どもの貧困対策」を目的とした活動がある。小学生ぐらいまでの年齢なら、夕食時に親がいない時は、これらを利用するかもしれない。
しかし思春期の中学生にもなると、どうしても羞恥心が前面に出て、家庭内の事情は隠そうとしたがる。そして潜在化してしまう。
事情はどうあれ、社会というのは自己責任を押しつけたら、そのような状況にある人たちが貧困から立ち上がることは、かなりの幸運がない限り難しくなってしまう。
報告書でも、2022年から24年度を社会的認知度向上の集中取り組み期間とし中高生の認知度5割を目指すとしている。
子どもたちがアクセスしやすいSNSの活用は有効だ。
社会は様々な事情を抱えた人が生きている。そのような多様性は当然あるということを認識して、
困ったことがあったらなんでも言える「ゆるい繋がり」、何かあったらいつでも言ってねという「柔らかな雰囲気」が地域社会に根付くといい。
「お節介だ」と言われても、「ごめんごめん」と言って、また笑顔でお節介がしたい。
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