アテンション通貨
先日、確定申告をしていて、自分が事業において何にお金を使ったのか?去年の事業の全体的な経営状態はどうだったのかを確認した。
こういう経理が苦手で、ついつい後回しにしてきたが、どうせやるなら何か学ぶことはないかと思いこの本を読んだ。
『渋沢栄一翁が教える 小さな会社を作って成功する30の基本』には
「栄一は経営分析の方法を身につけていて、財務バランスの必要性を重視し、水戸藩の財政立て直しに成功した。・・・(中略)・・・現代において少なくとも、企業の創業者たらんと欲する人は、簿記や財務の知識は不可欠なのだ。」とある。
渋沢栄一とは比べものにならないが、使ったお金が、結果的に何に繋がったのか?ということを考えながら行った。
そう考えると、お金の使い方に気を使うようになる。例え低価格のものでも、買ったものを使わなかったら投資の意味は全くなく、お金を捨てたのと同じだ。
このように考えると、いろんなことに応用してみたい性分で、普段自分が使っているもの、水・電気・その他諸々のもの(自分の外側にあるもの)や、人との時間・空間など(自分以外と共有するもの)や、自分の時間・意識・体など(自分の内側)などについても気にしてみた。
あらゆるものにおいて気づきがあったが、その中でも「意識」については面白い。
当たり前だが「意識」はただなので、浪費しがちだ。自分のやりたいことに集中していればいいのに、人の言ったこと、やっていることが気になって、比べたり、関係ないのに批判したり、蔑んだり、誹謗したり、人の不幸をほくそ笑んだり・・・
結局そんなことをして、自分にとって良いことがあるのだろうか?もったいないことはしないほうがいい。その時間を有効に使えば、ずいぶん良いアイデアが生まれるかもしれない。
意識の確定申告をしてみるのもいいかもしれない。控除対象は役に立つ使い方。
ちょっと恥ずかしいな・・・
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