【突発性低髄液圧症候群】[7]リハビリ vol.9 〜 好転反応 〜 詳細編
こんにちは、こるりです。
こちらの記事はリハビリvol.9の詳細Verです。
先週のチャレンジの後の余波を鎮めることに専念しつつ、次のレベルに進んだ週でした。
新しい刺激を加えることになるとは思っておらずでしたが、なんとか乗り越え、また一つ進むことができたようです。感謝!
ご参考までに、リハビリのゴールと目標はこちらです。また、本記事に対応するリハビリ成果のサマリはこちらです。
記事自体の位置付けは治療の流れで触れました 「 [7] リハビリ」になります。
自己紹介はこちらをご覧ください。
リハビリ9週目の成果
状態の変化 2023/7/31-8/6 → ○
スタート:
(前回のエンドそのままになります)
・座位立位は特に意識しないで過ごせるようになった。
・歩く時に左のアキレス腱と左の膝の内側に痛みを感じるようになり、施術。元からある問題が浮上。歩き方を教えてもらい、改善に取り組む。
・歩数は伸びず。MAXで7000歩弱。
・電車を乗り継いで不忍池に蓮の花を見に行った。
・親戚のようなお店のお手伝いができた。
・しんどくても朝の散歩と運動は欠かさずできた。
エンド:
・座位立位を好むようになった。横になった直後(仰向け)が頭がしんどく感じる。頭の真ん中が膨らんで痛いような感覚。しばらくすると抜ける。
・歩く時に左のアキレス腱の痛み、左の踵が肉から出ている痛さは引き続き。教えてもらった歩き方で少し改善するも、つい痛みが出る。
・歩数はMAX9000歩弱。距離を伸ばそうとしている。
・家族の事務作業のお手伝いをする
・旦那と外出して美味しいご飯とコーヒーを堪能する
・前週のチャレンジ後のしんどさは整体で抜ける
・頭と首の重だるい痛みが続く。好転反応らしい。
Y(やったこと) ※前回までとの差分
座位立位:
(差分なし)
歩き:
暑さ(この夏最後の酷暑では)と、チャレンジの影響からしんどい日が多かったため、朝散歩を続けることを目標にした。
しんどさが抜けてからは距離を伸ばすことを意識した。
4000歩弱〜9000歩弱/日
整体:
2回通う。2回目は頭の芯がぼーっとして重だるくて痛く、活動する気力にならないくらいだったので駆け込んだ。
1回目は骨盤や股関節の可動域を広げる、装置を使った運動とミルキング。アクション 30分
2回目は背中と首の施術、マッケンジーの体勢のマットの上にうつ伏せになり、そのままで足を振動する機械に乗せて10分、脳脊髄液の循環を正常にする?装置
先週までの運動は継続
家事:
発病以来、初の床を水拭きモップかける
活動:
デスクワークのようなもの少し
旦那と外出(車移動)。かねてから行きたかったお店を訪ねる
ウェビナー2時間を受ける
わかったこと(W)
やったことがない動きをして刺激することが大事:
整体で可動域を広げる運動をするまでは、頭が重だるくうっすら痛いという状態でした。終わってから1時間後くらいには、体が軽く感じました。股関節が柔らかく温かい感じで、頭もスッキリしてきた模様。即効性がある!
体が喜ぶことを適切なタイミングで入れてくれるって、なんともすごいなあと感謝でした。
運動の前に、「今の体の状態は構造がおかしいところがポイント、ポイントであるので、全体で整えるヨガは適さない。今日は器具を使って、動いていないところへ刺激を与える、可動域を広げる運動をしましょう。」と説明してもらうところから始まりました。
頭がしんどいけど、信頼している先生だからと思って、促されるままに運動に入りました。
一つ目はハンドル付きの器械に乗って、足を回したり、しゃがんだり、回したまましゃがんだりと3段階で負荷を上げて股関節の可動域を刺激していきました。
体勢により痛いところや痛みが全然違う。3段階目は股が割れそうなくらい引っ張られて痛かった…。きっと、これが動いていないところ=構造的におかしいところなんだろうな。
二つ目はうつ伏せのまま上体の安定と膝を自由に動かせるよう補助する道具を使って、膝を曲げている状態から膝を開いたり閉じたり、平泳のように動かして元に戻る動きをしたり、足をまっすぐ伸ばして引き寄せる動きをしたり、ランジのような動きをしたり、最後は金魚運動のような動きを道具に支えてもらいながら自力でしたり。
滑らかに動かすのが難しい!金魚運動なんか最初は動かす幅が狭くて、「遠心力を使って」と言われてやっと大きく動かすことができました。
これらは、腰椎から下を動かす運動群で、頭がくらくらして仕方なかったです。(血流が良くなった?)
最後の仕上げは、体をはめる運動でした。三分の一の円周くらいの、反った木の板の上に乗って、シーソーのように左右の足で踏むことを繰り返しました。これで、くらくらしていた頭がなんとクリアになりました。
うーん、すごい。
最後はミルキングアクションで安定化を図って、終了。
「順調ですね。」「今日はいつもの動きの2、3歩先の可動域を広げる運動をしました。これでいつもの運動を続けていると2、3歩ではなくてグッと良くなりますよ。」
なんと。じゃあ、「筋トレはしてもいいですか?」と聞くと
「筋トレはまだやらない方が」という答えでした。
少しがっかりもしましたが、確実に良くなっているはずですね。
恐る恐るのモードから、攻めるモードに入ってきたという理解をしました。
今までしたことがない動きをするって、次のレベルに上がったということなんだなと、素直に嬉しかったです。
フリーラジカルが溜まるってしんどい:
可動域を広げる運動をしたあと調子良かったのですが、一日おいてまた頭の芯がぼーっとしてダル痛くなってきました…。好転反応?
とはいえ、様子見ていても良くならなかったので、もう一回整体で診てもらうことにしました。
見立ては、「首の可動域が広がって動けるようになってきていることによって、今まで捻れていたり固くて動かなくなっていた箇所の血流が流れるようになった時に辛さが出るのでは」とのこと。
ほおー。まさに好転反応の一つみたい。
「頭がぼーっとしてだるいのは、血流が改善したことで脳の中のフリーラジカルの動きが活発になってきたことからかもしれない。活発でもいいが、消えずに残るのが体に良くないです。循環する体にしていくのが理想。それには歩行と深呼吸。」とのことでした。
フリーラジカルとは、体を錆びさせるという活性酸素のもとだそうです。老化の要因の一つとして悪者とされていますが、がんの元を貪欲に食べてくれるという良い面もあるそうで、一概に少なければ良いものでもなく、循環させるのが良いそうです。
今回は施術で解消しましたが、自力でもなんとかしていきたいなあと思いました。歩くは日々取り組んでいるので、深呼吸の方ですね。呼吸が浅めなのをどうしたら深くできるか、研究あるのみです。
次にやること(T)
朝散歩と運動(3グループ)続ける ※継続
朝寝たまま運動セット
基本の片足立ちと回る運動のセット
ヨガ風ポーズのセット
座る時は半跏趺坐
歩くときは「上半身を軽く前傾」「左上半身が連れていかれない」を意識
朝散歩を継続。距離を伸ばす
外の空気を感じつつ、自分をゆるめる
散歩仲間と公園で会う
何もしないゆっくりした時間を持つことを許す
深呼吸の研究
おわりに
もうリハビリ9週目です。
今週は一段進んだ感覚がありました。
一つレベルが上がると新しい痛みや症状が出てきて、「これって悪化してるのでは」と思ったりしますが、これが好転反応だと体験中です。
「よくなっていく」ってこういうこと、といい経験をさせてもらっています。
可動域を広げる運動した翌日に突然首が「カクッ」といい始めたり、背中がパキパキいい始めたりすると焦りますけどね💦
また、「よくなったら何しよう?」ということも実感を持って考えられるようになってきました。それが故に「本当にやりたいことは何?」と考えようすると何故かストッパーがかかるようです。
ウッと思って苦しくなる…。
なぜ自分の制限を外すのが怖いのか、が直近の課題のようです。
せっかく時間があるので、勇気を持ってちゃんと向き合ってみてもいいかなと思っています。
いつもネガティブなことがあっても、だからこそハッピーな考えを選んでいきたいですね。
ピースフルな1日をお過ごしください。