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【英語】underpin

今日は、ビジネス英会話でよく使われる、"underpin" (「アンダーピン」)という動詞について解説してみよう。

まずは、この動詞 "underpin" を、オンライン辞書「英辞郎」で検索してみよう。

underpin
他動
1. 《建築》〔弱い構造を下から〕支える、支持する
2. ~を下から支える、~の下支えをする
3. 〔主張などを〕支持する、根拠を与える、実証する◆【用法】受け身で使われることが多い。

https://eow.alc.co.jp/
 

このように、 "underpin" という動詞は、建築用語で、もともとは「弱い構造を下から(under)支える(pin=ピンで固定する)」という意味である。

それが転じて、ビジネスで用いられる場合には、上記英辞郎の解説の3.のように「(主張などを)支持する、根拠を与える」などの意味となる。

私がよく会社で耳にするのは、誰かが何らかの主張や意見を述べる際、その根拠となる情報やデータを示すときだ。

ほとんどの場合、この "underpin" という動詞を受身形で用いて、"underpinned by…" (「アンダーピンド バイ…」)とし、"by" の後に、その根拠となる情報やデータを示すのパターンだ。

例文を見てみよう。

The demand for eco-friendly products are rapidly increasing.  This tendency is underpinned by recent customer data.
(環境に配慮した製品に対する需要が急増している。この傾向は、最近の顧客データに裏付けられている

ビジネス上のプレゼンなどにおいては、信頼できる情報や客観的なデータを示すことが重要だ。このフレーズが、あなたのプレゼンのお役立てば幸いだ。

ご参考になれば幸いです!

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